京都御所 

うすうすと日は荒波の障子影   加藤楸邨(しゅうそん) 

南北朝合一の頃から明治維新までの天皇の御座所である。

清浄な雰囲気を持つ聖域、春秋の好季節には散策によい。

御所の東南に仙洞御所があったが現在は庭園のみ。 

皇室、御所、ここを訪ねると、日本人には、 

なにかしら心の休まるものがあるから不思議だ。 

               岫雲斎圀典