地に落ちた日本の倫理・道徳
――小沢一郎を控訴せよ!!――
小沢一郎の判決には失望した。司法当局までが倫理・道徳の尺度を喪失した。これでは益々、日本人のモラルは低下するであろう。
小沢一郎は、田中角栄裁判を一日も欠かさず傍聴して、法律の穴を徹底的に学習した。
その学習結果が見事に成功し実を結んだと、内心ほくそ笑んでいるであろう。
法律的にグレーであれば有罪とならない。殺人犯でも、殺人の意図は無かったと必ず述べる。
あの年金基金を詐取したAPI社長の淺川でも、詐欺の意図は保有していなかったと言い、冤罪への予防線を張っている。
小沢一郎も犯罪の意図がないように当初から徹底して目論んでいたのであろう。
小沢の場合は、秘書は総て逮捕されて有罪である。
小沢一郎が無罪とは断じておかしい!!!!
検事役の主張は殆ど裁判官は認めておりながら、無罪とは、決してしてはならぬ。
9割の国民は、この判決に納得しておらない。
小沢一郎の控訴を強く要望する。
平成24年5月1日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典