徳永の「雑話」平成29年5月例会
はじめに
一、甲骨文字 漢字の始まり
五行 木 火 土 水 金
二、 歯を抜いた話――遺体のこと。
三、東芝問題。日本の企業は、バブル崩壊後、企業に内部留保は370兆円まで膨らんでいる。
東芝の半導体は2兆円近くで売れる魅力がある。
これを中国に流出させてはならぬ。
この程度を日本の企業が「日の丸対応」で買収できぬとは、経団連のトップは何しているのか。
臆病になったか。財界人に「気概」が失せている。
四、私はよく500年の白人の歴史を見なければ現代史の真実はわからないともうしました。コロンブスのアメリカ大陸発見でなくて「到着」です。
最初に到着した島、ご存じでしょうか。サンサルバドル島です。キュウバの近くです。この島の意味は「救いの御名キリスト」という意味です。なぜでしょうか。スペインから出発したコロンブスは、アジアを目指してスペインを西へ向かいます。行けども行けども大海原、地の果ての大きな滝へ行く、奈落の底に落ちると船員が恐怖となった。コロンブスは、あと3日待てと船員にいう、三日目に着いたのがサンサルバドルです。彼はインドと思ったのです。だから原住民をインディアンと名付けたのでありました。
1.
香港の名前の由来
香りの港、香辛料と欧州の関係から
13-14世紀の中世―欧州は宗教戦争ばかり、十字軍しかり、100年戦争、30年戦争、7年戦争
--新旧キリスト教の争い、ペスト大流行、3000万人死亡。食肉に香辛料が効く?購入先は中近東の商人、これを真剣に希求した彼らは、東洋ら眼を向け始めた。
これが白人の世界進出への端緒となる。
15世紀に入りコロンブスのアメリカ大陸ち到着から大規模な世界植民地争奪戦となった。
香港は白人の香辛料貿易の拠点となったである。
2.
一神教
物凄く激しく信者を拘束する。宗教は人の救済だが違う一神教。
三つの罰 1.密告 2.拷問 3.火刑 ジャンダルク
3.
世界四大文明
1.シナ文明 紀元前17-18世紀 黄河流域
2.メソポタニア文明 紀元前35世紀
チグリス・ユーフラテス川
3.インダス文明 紀元前16-28世紀 インダス川
4.エジプト文明 紀元前15世紀 ナイル川
4.ルネッサンス
と言う言葉に記憶がありますでしょう。
ヨーロッパ、14-15世紀、暗黒の中世、民衆はそれから抜けようとしたエネルギーでした。
「人間精神の革新を目指す文民運動」でした。
ダンテの神曲、ハムレット、ベニスの商人、マキャベリ―り「君主論」等々。
コペルニクスの「地動説」、これは科学革命の先駆けでした。
これらのエネルギーが「対外的膨張」へと繋がって行きまして、香辛料のある、富の多い東洋侵略へと動き出した背景であります。
4.
マルコポーロ
東方見聞録
ポーロは、モンゴル大帝国のジンギスカンに好かれて
20年後に海路帰国し発刊した。
日本を黄金の国と書き立てている。
平成29年4月8日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典