歴史的地殻変動が始まっている!

 

地球的規模で政治に経済に、異変が次々と起きております。経済ですね。が、

1.  先ず米国、事実上の「中国封じ込め」に転じています。

アメリカは戦後、世界の優位を占めていました。

それは三つのイノベーション、即ち技術革新でした。

三つとは、

   コンピューター

   マイクロチップ

   インターネット

ですね。これは戦後の米国繁栄の元です。

それらが限界に達しています、

 

共産主義の消滅と共に共産主義国の労働者7億人が自由主義国の生産労働者として雪崩を打ってきた。中国はその中心でした。

中国は

 西側自由主義国から

  盗取、模倣を旨として

  政府という名前の共産党が、共産主義資本主義

  をやって西側から搾取して繁栄している。

  国有企業紐付きの研究機関、学者をからませ「経済改革」と称する経済成長をなし遂げ、私の  良く申します「量の質的転換」を起こして遂に、5では、ファーウエイに見る如く世界最先端に踊り出ました。

私のよく申しますバカなアメリカ。お人よしですね。

日本を負かしてソ連との国境線、即ち満州、遂に中華民国から台湾へ下がった、北朝鮮を作らせ、韓国では朝鮮戦争で勝ちながら今日では逃げられつつある。このままてでは半島かにの撤退も視野。

 

アメリカは中国共産党を支援し、読み間違えて遂に今日に至り最後に反撃をしている。

ユーラシア大陸の極東は瀬戸際まで押しやられたアメリカ。

このままでは、アメリカは敗北し中国に世界を制覇されると気がつきました。

現在は、昨年のペイン副大統領の確信に満ちた確固たる宣言通り推移しています。アメリカは完全に対中国では反中に固まった。

 

関税戦争では中国は顔色無しの敗北です。

中国はアメリカに擦り寄っています。

しかし、中国は妥協しながら初期の目標、世界を中国で塗り替える2025を曲げないでしよう。

待てば、トランプも安倍総理も間違いなく居なくなる、任期を終わる。

習近平は終生やれます。その頃、彼らは目標を目指すでしよう。

 

皆さん、5Gと4とはどんな感じかと私、色々調べていました。

4では映画をダウンロードするのに2時間必要とした。5では3秒でダウンロード可能、だから自分のスマホで運転しながら見えるのです。

画期的な激変が起こるわけです。

 

2.  台湾

習近平は獰猛なクマのプーさんです。乾坤一擲の勝負を伺っていると見てよいと思う。

台湾も、尖閣も油断なりません。

 

3中国のアキレス腱

二つのポイントがあります。

1.  中国は自給自足が不可能。生存に死活的要因を欠いている。

 エネルギーと食料の自給が不可能。アメリカからの穀物輸入が途絶えると、食肉も養豚飼料もままならない。

アメリカは原油、ガス、食料も自給できる。

2.  中国の本質、エゴイズムと拝金主義が、生来の性格、DNAに複合化し折重なり「独特な唯我独尊性」の普遍性に欠ける人生観を持つということであり、これは普遍性に欠け世界をリードする大国とはなり得ない。

3.  中国人にとり、最高最大至高の価値観は、一族の繁栄、公的権力も天下国家も全てが一族繁栄の為の収奪の対象でしかない。これは中国人から日本人に帰化した石平の言葉であります。

その理由は、私が再三ここで述べております、「国に徳が欠けている」からであります。

それは韓国とて同様なのであります。

 

4            次の金融危機

 ケネス・ロゴフ教授、ハーバード大学教授、経済論壇の重鎮がおります。

英国のガーディアン紙に219日に寄稿し警告を発しています。

「金融危機は間もなくやってくる」と食料

 

ソブリン・デフォルト、国債の破綻のことです。

彼は

   Euのギリシャ危機はなんとか回避できるが、

   次にイタリヤ、スペインが控えている。

   欧米の経済学者はアジアに目を向けることがないが、

   世界経済の過半を握っているアジアに於いて、

   国債破綻の危機は、

   中国、パキスタン、スリランカに忍び寄っている。

   2008年のリーマンショックから漸く回復をみた世界経済だが、政治家の言うように

「  「当時より安全なシステムが機能している」と

   言う状況は、イギリスの「ブレグジツト」

   BREXIT、Eu離脱ですね。

   とか、トランプ政治の混乱も加わり、

   確実性は不透明となり、更には2010年の

   「ドッド・フランク法」の成立により、

    金融システムが脅かされても金融機関の救済は禁止されているからだ」と訴えています。

 

新しい危機は奈辺から起きるのかであります。

現在の世界的規模の債務残高は200兆ドルと言われ

る。2京円です。

アメリカが金利を上げただけでも、ドルがアメリカウ

ォール街に世界から一斉に還流します。

ベネズエラは事実上のデフォルト、債務不履行状態に

なりましたね。ロシアは金準備を増やし、ドル資産を

劇的に減らしています。

教授は「これまでと全く違う」と強調しています。

「従来型の危機ではなく、

ハッカー(コンピューターについての深い専門知識を持ち、寝食を忘れるほどのめり込んでいる人。コンピューターのプログラムを改造できるほどの高い知識を持つ。本来は、優れたプログラムを世の中に多く発表した人たちのことで、コンピューターに精通した人物への尊称として使われる言葉。技術を悪用して、システムやネットワークに侵入し、データを改ざんしたり破壊したりする犯罪者を指して使うと、嫌悪感を持つ人もいる。ハッカーと違法行為をする人とをはっきり区別するために、犯罪者をクラッカーと呼ぶことがある。)

による市場攻撃という不確実性と、世界の主要各国の金利政策が突然、異変し、世界が一斉に高金利に陥った時に金融危機が発生する」と。

中国人民銀行は、

ドルの裏付けのない人民元をジャカスカと印刷している。

外貨資産の64パーセントしかドルの裏付けがない。

つまり残りの34パーセントは通貨の垂れ流し、

意味するところは人民元の大暴落。

中国人民銀行は1兆ドルを保有するという米国国債は実質的に担保であり、外貨準備高はマイナスに転落していると産経新聞の田村秀男氏は試算している。

中国発の金融恐慌に繋がる恐れが高いと市場は読んでいる。

世界の銀行のデータの精密な統計を取り、確度の高い数字情報を出すGFIグローバルファイナンシャルインタグリティは、海外流出の不正資金調査の最新統計データを更新しました。

ワースト一位は中国、2006年から2015年までの10年間に、2220億ドルの巨額が海外へ流出しています。20兆円です、日本の国家予算の2割。

ロシアの他にメキシコ429億ドル、マレーシア337億ドルが流出しています。バングラデシュは817億ドル。中国経済にビルトイン、組み込まれたアジア諸国が軒並み不況ムードが漂っている。

さて、どう推移するのか予断を許さないのではないか。

 

     令和元年513

 

  徳永日本学研究所 代表 徳永圀典