戦争を仕掛けた中国になぜ謝らなければならないのだ!
― 「日中戦争」は中国が起こした ―
「史実を世界に発信する会」茂木弘道著(自由社)
第2回:<前編> 満州事変
徳永圀典 様
満州事変は関東軍の陰謀によって始まったのだから、どう見ても日本の侵略だ、という人が多いようです。
そういう人は、日本に対して厳しい判定をしたと言われている『リットン報告書』に次のように書かれていることを知るべきです。
「この紛争は、一国が国際連盟規約
の提供する調停の機会をあらかじめ十分に利用し尽くさずに、他の一国に宣戦布告をしたといった性質の事件ではない。また一国の国境が隣接国の武装部隊に よって侵略されたといったような簡単な事件でもない。なぜなら満州においては、世界の他の地域に類例を見ないような多くの特殊事情があるからだ。」
9ヶ国条約の中心的な推進者で中
国駐在公使も歴任したジョン・マクマリーは、その著『平和はいかに失われたか』において、この条約を守らなかったのは中国自身であり、満州での出来事は、 中国国民党政府が仕掛けた結果であり、事実上中国が「自ら求めた」災いだと我々は解釈しなければならない、と言っています。
なによりも、張景恵満州国総理が1943年11月に開催された大東亜会議において、次のように述べたことが満州事変、そして満州国の成立が何であったかを物語っているでしょう。
「当 時の満州の支配者として人民にあくなき搾取を加えつつあった張学良軍閥が、米英の東亜撹乱政策に乗ぜられて露骨なる反日態度に出たのに対し、日本が敢然
起って張軍閥を打倒した結果、ここに真に国民を向上し、国土を発展せしむべき自主的なる道義国家の樹立に、三千万民衆の総意が翕然として集まったのは当然 のことでした。」
日本語原文; http://hassin.org/01/wp-content/uploads/China2.pdf
英訳文:URL: http://www.sdh-fact.com/book-article/694/
PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/Second-Sino-Japanese-War-Part-1.pdf
海外には、下記の通り英文で発信しました。
平成28年5月13日「史実を世界に発信する会」会長代行 茂木弘道拝
How
China Started the Second Sino-Japanese War:
Why
Should Japan Apologize to China?
By
Moteki Hiromichi, Acting Chairman;
Society
for the Dissemination of Historical Fact
Part 1 -
The Manchurian Incident