政治家よ、何をしているのか 

兎に角世界の現実を見ましても、日本の政治は今や混迷そのものである。

与党も野党も、世界激動の時に、奇妙
キテレツ、平和ボケの独りよがり、巨視的な国民・国家の利益を喪失している。

凡そ日本の野党ぐらい国益を考えない政党はあるまい。視野狭窄そのものである。

望ましきことは、総理をはじめ各省大臣が()(へん)豹変(ひょうへん)してもらいたい。

熱情が無くては事態の打開が不能である。

その「熱情」がないのが福田総理である。事態打開はそれ次第である。

国民を揺るがす「熱」と「至誠」が無い男が福田総理である。

これでは日本ダメになるしかない。

同様に、野党の民主党・小沢は、もう少し立派になって欲しいのである。


外国の口の悪い批評家がかって日本の議会を批評して

「会して議せず、議して結せず、結して行わず」

と申している。

残念ですがその通りであります。

                 平成20年5月15日
                  徳永日本学研究所 代表 徳永圀典