「新帝国主義と防衛」始まる!! 
                                          平成26年6月2日 日本海新聞「私の視点」に掲載さめ・

 

ロシアのプーチンの手法は「プーチン帝国」と呼び得る。中国は「共産主義独裁帝国」と呼び得る。

 

対して、アメリカ、日本を始め、自由と民主主義の価値観を共有する東南アジア、オーストラリアまたEU諸国などがこの「新帝国主義国家」と新しい冷戦を開始したと言えるような事態に進行するのではないか。

この二つの帝国が、世界史のネジを巻きなおした。クリミヤ半島問題、中国の国際法無視を契機として世界に新しい冷戦構造を惹起せしめた。いずれもアメリカの力の減衰に起因している。

 

世界は、混迷の時代に突入しつつある。

 

この二つの新帝国主義国を隣国とする日本は歴史的にかってない極めて難しい局面に遭遇しつつある。

日本の立場は明白に「自由と民主主義の価値観連合国」に属する。これらの国々と連携を強めて国家・国民の安全を確保しなければならない。

韓国は歴史的に対中国への従属変数の高い国であり中国の台頭にふらついていると観る。

かかる時、一刻も猶予できないのが防衛上の諸法の確立である。日本は歴史的分水嶺上にいる、必要にして十分な諸措置の確立こそ急務である。

   徳永日本学研究所 代表 徳永圀典

 

680-14                           鳥取市馬場町39-3

    徳永日本学研究所 代表 徳永圀典

        83

       電話 0857-24-8789