日本の強みは「日本人そのもの」

他国の選挙の投票用紙のことを私はしばしば引用します。日本の投票用紙は、とても小さい。他国のは、とて大きい。何故か、日本人は投票したい立候補者名を一人かけばすむから小さい。大きな用紙は、字の書けない人が多いから、立候補者が全部掲載してあり、それをチェックさせるから用紙が大きい。

要するに、国民の民度が日本が高いからですね。

 

ОECD、ヨーロッパ諸国を中心に日・米を含め34 ヶ国の先進国が加盟する国際機関ですね、その調査によると、16才から65才までの男女では、

  読解力     日本が一位。

  数的思考力   日本が一位。

明治、敗戦後の奇跡的復興は、元をたどれば、日本人の教育水準の高さにあるのですね。

 

分析的特性

 日本企業の社員にインタビューすると、社員がみな、非常に「分析的」で客観的事実やデーターに基づいていた。デザインの質問でも、単なる感覚的なものを排除して説明した。勘に頼らず科学的根拠で決断する訓練があった。

 

美意識、美的センス

本田宗一郎氏は、本田の創始者ですね、彼はしばしば

神社、仏閣を訪れて、その造形感覚を磨き製品に反映したと言われる。

日本は、技術と美的センスの両方を備えている国民。

マイクロソフトには美的センスがないことが欠陥と言われたいたとアメリカの大学教授。アップルの製品には日本人の美意識が反映されているのは事実である。

 

人を大切にするマインドと改善の精神

社員を人間として大切にする企業文化の存在。

「日本は3千年の歴史を持つ国、そこには、豊かな歴史、伝統、文化があります。長い歴史の中で正しいやり方を模索してきた結果、残っているのが「今の伝統」であり文化です。

 

日本人の環境意識と自然観

日本人の環境意識は地球環境を救うと考えるアメリカの学者がいるのです。

 

社会意識

新幹線の掃除――手袋で便器を掃除 ――従業員からの提案、それの方が早く綺麗と。

 

快適な国でありすぎるジレンマの日本

 

世界は、日本のことを知りたがっている。

これは、世界の頭脳の集まるハーバード大学で論じられていることの一部です。日本が一番に人気が高いそうです。

 

        平成28年5月2

 

       徳永日本学研究所 代表 徳永圀典