多良岳→本多良岳→経ガ岳 佐賀県最高 佐賀県多良町 
天気予報はしばしば変化し本日は、山に着くと、ガスであり小雨に失望。雨具を装着し出発。だが、金泉寺付近にくるとガスも晴れてきて元気が出る。多良岳は、通称前岳の本多良岳に登山して初めて多良登山が認められるとの地元人の言葉を知った。本多良岳には三角点があった。異様な山頂部を持つ佐賀県最高峰・経ヶ岳の山頂麓の直登口のポイントは見つけるのが極めて難しい。小さいプレートをやつと見つけて、安心して登攀できた。
平成22年5月26日 曇時々晴

左ー本多良岳
右ー多良岳
経ガ岳山頂から
ポイント 歩行時間 休憩時間 ポイント概況 備考
諫早の宿 6:12 早朝出発には慣れた。 前日調達の簡易食事をすませる。
金泉寺登山口 6:55 7:15 実に長い多良山林道、無数に林道がある。 事前に友も私も色々と下調べしているから順調に到着できるのだ。実に色々と調査資料を持参。
三叉路 7:35 0:20 苔蒸した石段ばかり。 ここから稜線へと登る。
多良岳  996米 8:03 0:28 険しいローブのある岩場を下る。 巨岩とロープの連続である。稜線だから足元に注意、ロープも色々とあり数多くの巨岩を上下する。
坐禅岩 8:18 0:15 格別巨大な岩。
本多良岳(前岳)
982.7米
8:25 8:30 0:07 0:05 やっとの思いで前岳。 三角点にタッチし矢張り親友の言う通り本多良岳に登山して最高。
多良岳 8:52 0:22 再び戻る。 霧が晴れて経ヶ岳が見えてきた。
鳥居 役の行者像 9:05 0:13 木の鳥居。 役の行者に拝礼。
金泉寺 9:10 0:05 新築の本堂がきれい。 この堂の横から稜線へ。
笹ヶ岳 大岩麓 9:41 0:31 一旦大きく下る。歩き難い石ばかりの道だ。多くののアップアンドダウンを続けつつ下る。 笹ヶ岳の山麓を左に大きく迂回するのだが、ここは岩の山である。
中山峠 十字路 10:05 10:15 0:24 0:10 やがて待望の中山峠。黒木と中山キャンプ場への交差点。 二人の地元人に会い詳しい情報を得て安心して進む。
直登分岐点 10:26 0:11 樹林帯で、明快な道標も少なく慎重に探す。油断すると別の道に反れる恐れあり。 平谷越えへ進む道に小さいフーレートの案内板が木の根元に置いてあり大安心。左り、直登と明示。
経ヶ岳 1076米 11:02 11:35 0:36 0:33 樹林帯の中、時に巨岩を登りつつ急勾配を進む。本当にテープを丁寧に求めつつ上る。多良岳と本多良岳は双耳峰で綺麗に見えた。 雲仙方面の海、佐世保方面の島々と展望が良い。山頂に立派な山頂道標、寄付したご本人が1人いてラッキー、色々とお聞きした。岩永氏と言うらしい。粋人風の登山家と見た。
直登分岐点 12:04 0:29 樹木やロープを活用しつつ下山。 ここには三々五々と登山する地元の人々が多い。
中山峠 12:11 0:07 本来ならここから登山したかもと話題に興じた。
笹ヶ岳 大岩麓 12:39 0:28 薄暗い雨模様、遠雷あり。 夕方のような雲行きであったが雨はこなかった。
金泉寺 13:20 13:30 0:41 0:10 ここで地元人と懇談。 前岳が本多良岳だと知る。
金泉登山口 13:50 14:05 0:20 ここで靴とかスパッツを洗う。 いよいよ、雲仙仁田峠へ登山口の下調べへと発車した。
雲仙仁田峠 15:40 1:35 霧で霞んでいた。 ツツジや海や山が視界が開けて素晴らしい。
雲仙の宿 16:00 0:20 小地獄温泉館の湯は抜群であった。400円。
総時間
6:35
休憩時間
0:58
実歩行時間
5:37
総括
この二つの山はやはり多良岳が盟主、だが本多良岳が伝来の盟主であると知った。多良岳山系は地元人に愛されるいい山のようである。林道が縦横に走っていたのも感心した。