5月3日 臍の無い人間 その三
東洋医学では、臍のことを神闕(しんけつ)といい、その周りを臍(せい)輪(わ)と申します。これまた医療的に大事な場所であります。白隠禅師の夜船(やせん)閑話(かんな)にも一身の元気を「臍(せい)輪(わ)気(き)海(かい)丹田(たんでん)腰(よう)脚(きゃく)足(そく)心(しん)の間」に充(み)たしめよと説いてあるように非常に大切なところであります。