落ちるところまで落ちるしかない 久石 譲 作曲家
経済
経済力は胃袋の数に比例する。少子高齢化で活力がない現状では、ほぼ無制限に外国人の移民を受け容れるしかない。治安や日本的なものの消失など不安材料はあるが、相撲で分るように、最早やそんなものにこだわっている場合ではない。
政治
菅首相に総理大臣専用機(政府専用機)がいるのだろうか?
普通機のエコノミークラスでいいんじゃないか?
だって、草の根運動の人でしょ。草の根運動の価値は巨大な国家権力に立向かうまでで、その権力の中枢にいる今、必要なものは先を見通した思想、哲学だが、彼には何もない。
彼は総理大臣で揚がってしまったようだ。
自民党の谷垣さんは量販店の支店長みたいで、およそ総裁という顔ではない。矢張り、人間顔が大事だ。先ず、この二人を代えることが先決。
民主党は、所詮、外野で吠えていただけで、実働が伴ったら何も出来ないのは菅首相と同じで分りきっていた。
さりとて、ここまで日本を腐らせた自民党なのだから、彼らの復権は言語道断。
二大政党制は笑うが、他に手はないとすると、小泉ジュニアー対橋下大阪府知事(民主党に入ったらの話だが)の対決まで待つしかない。
日本
民主的な自由経済社会の振りをしているが、これ程見事な社会主義的な国はない。物凄い金持ちもなく、貧乏人も少ない。空気は澄んでいて、街は清潔だし、水も飲める。
筆者は昨年秋にアジアコンサートツアーを行ったが、発展途上国と比べれば、文化水準は日本がかなり高い。これも重要だ。
処が、最大の問題は、その社会システムがビジョンを持って作られたのではなく、何となく集団でやってたらこうなった所にある。集団民意決定主義、ナンバー2の発想か。
日本は落ちるところまで落ちるしかない。タンス預金が底をつくまでは。
それでもあの中国に対して貿易はとんとんまでこぎ着け、今年は黒字になる可能性も高い。これが日本のしたたかなところでもある。