片腹痛い、鳩山邦夫の「イサギヨク辞任」 

鳩山邦夫は、遂に、当然のことながら自滅した。 

権力の当事者でありながら、あれだけ「口汚く、財界大物を罵るという非礼を犯し、一方的な物言いで世間を騒がせておりながら「イサギヨク辞めねば男が廃る」と抜けぬけと申した。 

これは、「潔い」とは、見当外れの笑止千万な、片腹痛い物言いである。鳩山の辞任は、実に見苦しい、何故かと言えば、余りにも権力がある人間である鳩山が相手を、権力を嵩に、見苦しく一方的に批難するばかりだからであり決してイサギヨイのではない。

潔い辞め方には該当しない。みっともないのである。喋りすぎた自分が墓穴を掘ったに過ぎない。 

喋べり過ぎであり、日本人の権力者としては、過去に見たことのないような驕りによる、ブザマな引退である。 

郵政社長の「人格を尊重」した応対辞令に全く欠けており、日本の大臣のレベルの低さ、否、人間的要素の欠如した鳩山邦夫を天下に曝して醜態を演じたと言えよう。 

このような、人間的対応しか出来ない鳩山邦夫の「器量・人物、スケールの小ささ」を決定的に示したのである。 

鳩山は日本人ではないと、心から思ったのは、本日、平成21年6月12日、東京都議会議員の選挙に出る、長男と、祖父の墓前で、二人とも、その墓に「かしわで」を打っていたのである。

祖父の「友愛」という言葉を言うのみで、宗教的素養の欠陥人間であることが判明した。ただカネがあるだけの男である。 

そして、聞き捨てならぬのは、 

1.離党の含みを持たせた発言をしていた。

2.総務省の政務官も道ずれ辞任するとしいう。

3.民主党の鳩山由紀夫共々、盛んに「友愛」の「暗号的ジャブ」を投げ合っている。兄弟愛が内閣より大事なのである。これは両者が裏面で締結されていることの証左である。

4.民主党持ち上げのマスコミ操作により政権の近い民主党に邦夫が擦り寄って行くという確信犯的魂胆が、今回の「真実」である。

5.郵政問題を国民の正義とか言い、自分の「野望」実現の契機に活用したとしか思われぬ。

6.何れにしても、こんな「人間学」の足りない男は去ればいいのである。

7.宰相の器に非ず。 

      平成21年6月12日 

   徳永日本学研究所 代表 徳永圀典