6月17日 神鑒(しんかん)
神有り?(しん)に降(くだ)る。恵(けい)王(おう)これを内史(ないし)の過(か)に問うて曰く、これ何の故(ゆえ)ぞや。対(こた)へて曰く、国の将に興らんとするや、明神之(めいしんこれ)に降る。その徳を監(み)るなり。将に亡びんとするや、神又之に降る。その徳を観るなり。故に神を得て以て興る有り。亦以て亡ぶ有り。虞(ぐ)・夏(か)・商(しょう)・周(しゅう)皆之れ有り。 春秋(しゅんじゅう)左(さし)氏伝(でん) 荘公三十二年