4. 難問を避けるな。
「通(つう)の塞(さい)たるを知るは、善く塞(さい)する者なり。塞を以て塞となす者は拙(せつ)なり。一たび通ずれば必ず竭(つ)く」
通じるとは塞がること。これをよく知る者は塞がったからと言って立ち止まらない。難問は塞ぎでふる、塞いでいるものと知れば、どうすれば道を開くかを考え行動すればよい。塞ぎから逃避すれば二進も三進もゆかなくなる。一度通過の体験をすると工夫と尽力でその道を極めることができると知れ。