7.「潤大識」-全体把握

 潤大とは広く大きいこと。精細な見識を持ちながら部分や末節に拘泥せず、広く全貌を把握する識である。

変化するエネルギーと、その方向性を認識しつつ、大勢を把握し、決断して行動する。この決断と行動を重視する呂新吾は、「潤大の識は貴しと為す」と言い切っている。