老化のシンギュラーポイント

こんな言い方は徳永圀典が初めてと思います。

シンギュラーポイントは特異点ですが、それだけでは分からない。

現象世界の物事には常に伴うのがシンギュラーポイント。

シンギュラーポイントの次は、ハーフウェイと申す。

デリケートな変化のことです。

これは鳥取木鶏会の皆様でも余り知られまい。

歴史の進展に於いても

病気の進行に於いても、

人間の生理に於いても、なんでもそうだと思う。

病気でも、当初は気が付かない。

ある時点で、おやつとなる。

これがシンギュラーポイントだろう。

それまでにもデリケートな変化があった筈だ。

人間の命、生命についての身体もそうであろう。

身体変化上のシンギュラーポイントから

スタシスを知らぬ間に過ごし、本当に気がついた時は、どおにもならぬ。

のが多くの人間のようであります。

  令和663

      鳥取木鶏会  徳永圀典