6月4日 いかに善く在るか その四

 そして人間が「いかに善く在るか」ということを最もよく反映するものは「情」である。パスカル、1633-1662、などは頭の論理に対して、胸の論理、心の論理ほ打ち出し、感情というものは「心の論理」だと言っている。この情は愛と同じことで、洗練されないと「情緒」になる。情の糸口だから当てにならない。