日本の家の「ピン」が外れてしまった
1.
今回、再び発生した大型クレーン事故、矢張りというべきである。下の台を支えるピンが完全に嵌っていなかった。
2.
岡山で高校生が捕らえた窃盗犯は、現職の巡査部長の窃盗犯係であった。お手柄の高校生は「世も末だ」と言った。
3.
大学教授は教え子の女生徒を弄ぶ。
4.
厚生省の係長は「ニセ認可書」を偽造する。
5.
京都教育大学学長は、「教育的観点」からと称して「強姦犯人の学生」をかくまう。犯人学生の父親は、公私混同してその強姦野郎の息子を教員に採用する。
6.
警察や検察は、強引な手法で無実の人間を18年間も刑務所に封じ込める。
7.
役員が自分の会社社長を殺害し金を奪う。
8.
民主党の党首は日本領土は「日本人だけのものではない」と公言する。
9.
民主党は国会審議をしない。(過去一年間)
10.
数え上げれば際限のないように犯罪が多発している。昔の日本では到底考えられぬ事態を招いている。
要するに、日本という家の隅々を支えている、国民「という小さな釘」が、みないい加減なことになっているのである。緩みすぎなのである。
国民一人一人が、自分の担当分野で、「圧倒的な責任感をきちんと持たなくなった結果」なのである。
これからは益々このような事態が多発するであろう。
これは、「日本家」の崩壊を導引するものである。
根幹は、国民の教育が「間違っていた」ということの証左にほかならない。それは「日教組教育」が全責任を負わねばならない。
日本は恐るべき状態になってしまった。最早や奈落の底へまっしぐらだが、為政者の国会議員があのテイタラクだから、もう駄目なのである。
情けない日本となっているのに未だ眼の覚めぬ国民が多すぎる。
平成21年6月5日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典