日本洗脳計画 その二 平成296月例会

南京大虐殺はどのように仕立て上げられたか

 

東京裁判は、全て日本が悪いことを前提にして勝者のご都合により構築されたのであります。

有無を言わさずに無理矢理、日本を戦争犯罪国に仕立てる為、大掛かりな演出をしています。

近世500年を俯瞰的に見なくては「真の近世世界史」の真実は見えない事は本会でしばしば申しげております。

白人こそ世界的な500年間の侵略者、加害者、植民地支配の張本人であるのに、それらを一切触れず、その悪事をすべて敗者・日本にすり替えて自分達の大犯罪を隠し日本に転嫁しているのであります。その仕掛けが東京裁判なのです。

南京大虐殺、東京裁判で初めて生まれた言葉です。アメリカは広島・長崎、ソ連は数十万の日本人不法抑留、

彼らは自らの犯罪行為を隠すために日本軍の残虐行為を血眼になって探したが見つからなかった。僅かないい伝えを元に作り出したのが「南京」であります。当初アメリカの言い分は死者20万でしたが、この数字は広島の死者数に合わせて決められた、現在中国は30万と称してする。白人やシナ人にとり戦争で一般大衆を大量虐殺することはごく普通のことなので彼らにして見れば、さほど不自然な数字とは思わなかったのでありましょう。

この南京大虐殺の虚構は、蒋介石の戦後処理でも明白です。彼は、終戦直後、在シナ日本人、軍属、民間人210万人を無傷で日本に送り返した。私はそれに感動し、それがご縁で安岡正篤と邂逅し台湾に公賓で入国し蒋介石ご廟に参拝しのであります。

もし、南京大虐殺が本当なら蒋介石が日本人をただで返すと言ったら被害者の民衆が承知せず日本人への略奪・暴行が起こっていましょう。そんなことしは全くなく無傷で日本人は粛々と帰国したのです。

 

明治以来、日本軍は軍律厳しく、規律正しい統制のとれた模範の軍隊として世界的に定評があったのです。

南京陥落の時の大将は、軍律厳しい松井石根でした。南京の人口は20万です。

私も記憶していた軍人勅諭と戦陣訓の下、厳粛な軍律があり占領地での略奪・強姦など有り得ない。発見されれば子供にも恐ろしい軍法会議で重営倉の監禁処分です。

外国の軍隊は、白人もそうですが、シナの馬賊もまた侵略先の町村を破壊し、泥棒や強姦はやりたい放題、特にシナの馬賊は、それが唯一の給料でありボーナスの歴史がありますからやりたい放題でした。悪事は当然なのです。

シナ事変では、日本はシナ大陸の民衆に多大な迷惑をかけたというが、それは日本軍によるものではなく、ゲリラ的シナ兵が、敗残と逃亡する際、自国民に対する略奪、暴行行為を限りなくした結果であります。シナの自国民の兵がやった乱暴狼藉を全て日本軍にすり替えたのです。第一、中華人民共和国は戦後2年してできた国です。シナということは完全に「嘘」なのであります。

 

東京裁判を批判した外国識者

ここで東京裁判の不当性を突き、無罪論を展開したのはご存知のインドのパール博士だけでは無いのであります。

海外の多数の国際法の専門家、著名文化人らが、大東亜戦争の世界史的意義や東京裁判の不当性を論評しております。

そのうち、85人を選んで「世界が裁く東京裁判」、これはジュピター出版という、著書が国際法の権威、佐藤和男教授の解説で出版されています。

東京生。1945海軍兵学校75)卒業、1952一橋大学卒。1970年に論文「国際経済機構の研究」により法学博士]1959国際連合本部特別研究員、1969明治学院大学経済学部教授、1974青山学院大学法学部教授。同大学名誉教授。1999植草学園短期大学特任教授、2002年同学長。日本会議代表委員、興亜観音を守る会、憲法学会監事、世界法学会理事、国際経済法学会理事を歴任。

この本によりますと、東京裁判の11人の判事の中には、パール判事以外にも、オランダのレーリツク、フランスのベルナールも、裁判自体の違法性を強く訴えています。

まあ、マッカーサーも帰国後、上院で、「日本の過去の戦争は全て自営戦争であった、東京裁判は間違いであったと述懐していますね。

第一も私の記憶にも生々しい東京裁判長・ウエップ、当時毎日耳にした嫌な名前です。鬼の検事・キーナン検事、この二人も帰国したら揃って「あの裁判は行き過ぎで誤っていたと」深く反省しているのです。日本人は強くこれを言えば良いのにメディアは取り上げない。中共の手が入っているのです。

 

フルブライト、ご存じでしょう。戦後、優秀日本人学生のアメリカ留学制度の創設者、上院議員です。彼は、アメリカは原爆投下など日本に与えた残虐行為に対する懺悔の印としてこのフルブライト制度を始めたとはっきり明言しています。竹村健一ら多くのリーダーが育てられています。

「悪い侵略戦争を仕掛けてしまったというフルブライトの反省と良心、謝罪の心情はアメリカの良心と普遍性を感じます、暗黙の謝罪があるのです。戦争しておらぬ中共と韓国が金になるから言いがかりをつけているのです。それに加担する反日利得者、とメディアという構図が見て取れます。

私も購入したのが「アメリカの鏡・日本」というアメリカの女性ヘレン・ミラー女史の本、彼女は、戦前、シナや日本を旅行した親日的日本研究学者となったのですが、「アメリカが仕掛けた大東亜戦争の真実」を書いているのです。

戦後早々でした。マッカーサー占領軍司令官は、この本に就いてこういいました。

「私の占領が終わらないうちは、日本人にこの本を日本語で読ませてはならない」でした。

 

その本の中で、ミラー女史は、

「戦前、日本がアジアで植民地を取って暴れ回ったのは、アメリカを始めとする西欧列強の植民地政策を日本が真似たまでの事で、それはアメリカの犯罪の鏡を見るようなものである」としています。

アメリカの植民地支配と、日本のそれを同等に見ているのは納得しませんが、当時の日本人にとり新発見の連続で大いに自信と誇りを呼び覚ました貴重な本でしたが、知らぬ人が多いし、洗脳されたままの国民が多いのは悲しい現実であります。

 

終戦直後、昭和天皇が「自分の身はどうなっても構わない、国民を餓死から救って欲しいと皇室財産に提供を言われた」、マッカーサーに頼まれた。アメリカ進駐軍が大量の食糧を放出し、日本人の飢餓を救い一般国民に温かく接してくれて国土復興に手を貸してくれたのは、なぜでありましょうか。

この予想外の寛大さに国民はすっかり安心してマッカーサーに感謝しました。

これを、裏を読めば、広島・長崎の大虐殺、百以上の都市の無差別爆撃など、多くの戦争犯罪を、密かに謝罪し償いを表していたのではなかったか、と私は思う。

 

連合軍が間接に謝罪した事実は、昭和27年の講和条約で、

不思議にも、日本に賠償金を要求しなかつた。これからも伺えるのでありますが、米英もオランダも、蒋介石中華民国も、賠償金を放棄しています。

悪いのは自分たちと知っていたのでありましょう。

 

このように推移を時系列的に辿っておりますと、実に不思議なのは、

「日本と直接に戦争をしておらない、中国共産党現政府と韓国ばかりが、しきりに賠償や戦争責任を言い立てています。これは実に奇妙な話でありますが、日本政府も国民も黙って反論しません。

蒋介石中華民国政府は、日本との戦争勝利者でありますが、500万ドルの賠償金を放棄しました。そして「天皇制の存続を支持し、日本列島分割統治にも反対してくれている恩人なのです。

蒋介石は、戦前、日本で学び、天皇制の真価を知っていたわけです。東洋の兄弟国の「日本とシナ」が力を併せて白人侵略に立ち向かわなければなせないのに、米国とソ連により無理やり、戦わされた矛盾を十二分に知っていたのでありましょう。

日本はアジアの防共、共産主義の防波堤として必要だから、日本を潰してはならぬと、急いで日本軍を帰国させたのでありましょう。

戦後、日本と台湾があったからこそ東アジアの赤化を水際で食い止めることができたのであります。

 

マッカーサーの遅い悔恨

占領政策が敵対から同盟に大転換したのですが、それは朝鮮戦争が発生した昭和25年からです。日本に自衛隊を認め、防衛の協力者にする方針に一変した。

朝鮮戦争は、共産国ソ連と中共が北朝鮮を唆し韓国に侵入させたもので中ソとアメリカの代理戦争ですね。

アメリカは、それまで、ソ連と中共は連合国側の仲間と考えており、北に対して何の防備もしていなかつた。

ここで初めて、マッカーサーは、かって日本が戦った日清戦争、日露戦争を一緒にしたものを、日本に代わってアメリが軍が戦わされている事に気がついたわけです。だからマッカーサーは、日本の過去の戦争の全ては中国とソ連に対する日本自衛の戦争であったと確信したのであります。

 

これを契機にアメリカ自身、スターリンの罠にかかつていたことに気がついたのです。

これが米ソ冷戦の開始でありました。

アメリカの真の敵は日本ではなくソ連だったと気が付いた。

せっかく、アジアの防共の一大勢力となっていた日本をアメリカかず叩き潰してしまった結果、シナ大陸は殆ど全て共産国に編入されてしまったのです。バカなアメリカです。

この朝鮮戦争とベトナム戦争でアメリカは、日米戦争以上の数十万の尊い命を失ったのだ。

朝鮮戦争の反省からアメリカは、サンフランシスコの講和条約会議にソ連の参加を拒否しました。もちろん賠償要求もしなかったのであります。

賢くないアメリカです。

 

ビアード博士だけでなく、当時のジャーナリストであるモーゲンスターンも同じくアメリカ議会の公文書から「戦争開始の責任はルーズベルトにある」と断じています。
また、ウエデマイヤー回顧録では、開戦当時の米陸軍参謀にいたウエデマイヤーがルーズベルトから、「日本に先に手を出させアメリカの被害が最小になる戦略」を考えるように命令されて、うまく実行できたと述べています。
また、ルーズベルトとチャーチルの会談の中で、ヨーロッパ戦線に参戦する約束をしており、「ハルノート」をそのための確かな道具とらえています。
陰謀の証拠などといったものではなく、「非戦を訴えて大統領選に勝利」したルーズベルトの言動が、開戦前に「開戦やむなし」に変化する過程を捉えています。

 

 

アメリカの青年詩人 コーエン氏

敗戦直後に近い1948年、アメリカの歴史学の権威である、チャールズ・ビアード博士は、米国の公式資料に基づいて「ルーズベルト大統領と第二次大戦」という著書を発表した。この中で、博士は、日米戦争は、好戦大統領のルーズベルトの周到な準備で日本を挑発し、仕掛けた謀略、つまりアメリカの侵略戦争であることを痛烈に告発しています。
日本は「騙まし討ちという騙し」にのせられていたことが明白、アメリカ国民も日本国民も同時に騙していたのだ。
戦後、アメリカの青年詩人コーエン氏は、このビアード博士の本を大学の図書館で読んで仰天、大統領が戦争を仕組み、無実の日本の指導者を処刑したことに心から詫びたいと来日して、絞首刑場跡の、巣鴨処刑場の記念碑の前で次の詩を書き残しました。
アメリカ人はまだ中国・韓国と異なり知性があります。

「ああ、アメリカよ、法を曲げ、正義を踏みにじった
 ジョージ・ワシントン、アブラハム・リンカーン
 今や 黄泉(よみ)にて、汝の非道に、涙す」

 

 

なぜ日本人がカラクリに気がつかぬのか

戦勝国は、日本占領政策と東京裁判の非を悟り、さまざまな形で反省やら謝罪を表しているにも関わらず、いまだに、進駐軍の残していった毒素にどっぷりと浸かって70年間、刷り込まれた自虐史観、これは、1-日本を侵略者とする史観、2-日本の植民地支配、3-戦時中残虐行為、この三本柱を信奉し謝罪を国是とする、まさに「世界史上前代未聞の国」が出来上がっているのであります。

左翼マスコミ、進歩的文化人、日教組、左翼政党の「四人組」が、占領政策を続けておりガンとして改めを拒否し、偏向を扇動し続けておることです。

 

では、この時代遅れ、戦後の反日連中の自虐の現実を列挙してみましよう。

1.  まず憲法改正ですな。ドイツは百カ所近く変更している。善意の他国に国の安全を依拠する内容が矛盾している。戦後70年、現実社会は大きく変転している、金属疲労の最たるものだ。憲法9条こそ国家を9条でなく窮状に追い込んでいる元凶だ。

2.  多少は変化したが、自衛隊アレルギー、自衛隊イジメ、素直な感性持つ普通の日本人なら持たぬアレルギーは反日メディアの為にするものだ。

3.  占領軍による「教育の反日化」は現在でも徹底的に守られている。文部省官僚も悪の牙城だ。人間としての修身、教育勅語の教えは豪も間違いではない。反日は「善」、愛国は「悪」という風なものが未だ占領体制そのものだ。

4.  若い人ほど諸外国を見分し、次第に多少の改善は浸透しているが、70歳以下反日の影響を受けた世代の国旗、国歌、靖国神社忌避は見逃せない。

5.  今年の秋に来日するトランプ大統領が靖国神社に参拝してくれたら完全に戦後終了、中国・韓国は大ダメージ、彼らに普遍性の欠如が世界に明白となろう。ブッシュが小泉総理の時にこれを実現しようとして外務官僚が阻止した記憶がある。

6.  日本の家族制度、美俗の否定、まだまだ伝統文化を含めて完全に復元しておらない。

7.  中華人民共和国とは戦争していないことを積極的に発言しなくてはならぬ。

8.  韓国は植民地ではなかた事を明白に積極的に主張、敗戦当時の全財産を与えて帰還したことも言わなくてはならぬ。

キリスト教は人間の原罪思想を叩きこまれ、人間は罪あるものとして贖罪の人生を送るのだが、敗戦後の日本人も、戦争犯罪の原罪の虜となっている。その償いの聖書が平和憲法となっているのだ。

その為には

原罪が占領政策で、捏造された戦勝国の謀略であったことから目覚めなくてはならぬ。ここのトリックに気がつかぬ日本人であります。

反日勢力が、衰えつつあるがメディアの実務部門に残っている。彼らは依然として「ゴケン、イケン」と声高に叫び、占領政策を継承、強化し、「反国家主義」反戦平和を叫び「本来の日本」に戻ることを妨害している。

農耕民族は、「己を責めて、人を責めるな」という特有の自責感がある。自責を超えて自虐にまで国民を追い込んでしまった。

トインビーは、「国家の滅亡」は外敵り内敵にあると言った。日本は危機一歩手前にまだいるようだ。

占領時代に小中学校時代を過ごし、日教組により原罪意識を強烈に刷り込まれた世代、昭和2ケタ世代が国家の中枢を占めるようになった時代が問題を更に難しくした。細川、羽田、元総理、河野洋平、橋本首相、全共闘世代の鳩山由紀夫、菅直人、加藤紘一、みな洗脳された世代で侵略、反日を学び謝罪こそ国際正義と心底から思う飼いならされた憐れむべき連中である。

西洋人は食肉動物的本姓から性悪説、日本人は草食動物的で性善説の傾向が本然的に備わる。

国際的には、善意を示しても通用せぬ。自責の美徳など世界にはないと知るべきであります。