川床ー矢筈山ー小矢筈ー甲ヶ山ー勝田ヶ山ー船上山縦走 
                        
                             鳥取県大山町川床ー東伯郡赤崎町  平成21年6月8日 曇時々晴

甲ヶ山の威容 山陰の
マッターホルン甲ヶ山
概念図 左ー甲ヶ山、右ー小矢筈
ポイント 歩行時間 休憩時間 ポイント概況 備考
6月7日 12:11 大阪より来鳥。
トヨタレンタカー 12:20 トヨタレンタル、船上山へ向かう。 曇、明日は快晴の予報。
船上山
東坂登山口
14:00 15:40 船上山の屏風岩見学の為、横手道を辿る。 ガスに覆われ視界なし。残念、横手道1時間歩行。
香取の宿 16:20 ガスで視界悪し。
6月8日 曇 宿 6:15 朝食5時50分、霧雨。東坂登山口に下山の為、レンタルカーを駐車しに行く。
船上山
東坂下山口
6:35 7:00 レンタルカー駐車。待機、定刻にタクシー到着。 船上山は視界なし。タクシー利用し川床登山口へ。、3900円。
川床登山口
登山開始地点。
7:22 7:25 雨ないが小さい霧。取り敢えず矢筈山へ登山と決定。 矢筈山で縦走不能と見たら引き戻る計画で登山開始。
岩伏別れ
(香取分岐)
8:02 8:05 0:37 0:03 依然として霧だが良くなる気配。 ガスがあるが晴れつつある。
大休峠  9:07 9:17 1:02 0:10 ここでバナナ食べる。 少しは明るい、霧が晴れつつあるようだ。
矢筈山
1358.6米
10:04 10:10 0:47 0:06 大山主峰が時々ガスが消えて晴れてる。青空が見えてきた明白に晴れつつある。 単独行の青年が登山してきた。さあ、愈々難関の「小矢筈」だ。
小矢筈 10:23 0:13 三角錐の狭い石の尾根を攀じ登る。恐いとネツトの画像で怖じ気ていたが、何のこともない。 両脇に樹木があり恐怖はない。ただ慎重に登るだけでよい。展望はガスで皆目駄目であり残念。
甲ヶ山
1338米
11:05 11:20 0:42 0:15 視界に入り、「山陰のマッターホルン」と命名した。素晴らしい展望に感動、凄い。 大きく右に廻り、岩場を登り進むと山頂だが、長丁場であり神経を使う。雨の下では特に要注意。
勝田ヶ山
1210米
11:45 0:25 途中、「ゴジラ岩」のある約50米の「大岩尾根」が続く。慎重に進むしかない、危険箇所であろう。 ここは標識がなく、どこが山頂か不明。白い鉄製のポールと判定した。
船上神社 13:35 13:40 1:50 0:05 船上神社までは実に長い、だらだらと下る道でうんざり気味。 だが、ブナの大木は凄いものがある。野草には見るべきものもあった。
船上山
615/4米
13:53 14:07 0:13 0:14 後醍醐天皇行宮碑の広場でお八つ食べる。リンゴの皮むきで親指を突き刺し出血。 船上山近くから小雨、どうもこの辺は雨の多い所のようである。屏風岩見られず残念。
東坂下山口 14:35 15:00 0:28 よく滑る土である。丁寧に下る。
浜村温泉会館 16:00 16:40 掛け流し温泉。420円。 さっぱりした。快適な気分で今回登山完了。
鳥取 17:30
総時間
7:10
休憩時間
0:53
実歩行時間
6:17
総括
念願の縦走であった。親友の協力に感謝する。今回の私にとっての圧巻は甲ヶ山の威容を展望できたことであった。「山陰のマッターホルン」と命名したい。この縦走で、小矢筈の岩場を懸念していたがなんのこともない。寧ろ、甲ヶ山に登る岩場に緊張した。雨の下りは危険と思われる。甲ヶ山から勝田ヶ山への途中、約50メートル程の「岩尾根」はスリルがあった。船上山までの長い尾根道はブナの大樹林帯が連続しており素晴らしい。実に充実感のある縦走で再度トライしたい気持ちである。失望は、霧のため、船上山の屏風岩を見られなかったことである。
植生
ユキザザ、チゴユリ、ギンリョウソウ、エンレイソウ、イワカガミ、アザミ、などを多見。ヤブデマリ、ヤマボウシ、タニウツギの花も見られた。船上山近くになると、植物に詳しい親友によるとハクウンボクの白い花だが、沢山落ちていた。ブナの原生林は申すまでも無い。