民主党に参議院過半数を与えてはならぬ理由
管は、市民運動から叩上げてきた男であるから、鳩山、麻生、福田、安倍氏などとは本質的に違う。
管氏を分析しそこからの見通しを総括すると
決定的に不足しているのは「宰相としての哲学」であり「与党としての在り方」である。
1.
ボンボン育ちでない、野生で草の根から這い上がった男であるから、攻撃的な本性を持つ。その為に平気でウソをつく。
2.
更に、粘着質で目的指向が執拗である。
3.
その上、頭はいいから理論武装できる。
4.
敵失は巧妙に瞬時に活用する。
5.
変わり身が早い。
6.
その上、度胸と決断もある。
7.
だが、言葉が多いので何れ躓く恐れがあろう。
8.
極めて現実的な人物だから、国家宰相として目ざめれば、かかる人物が保守に見られぬので長期政権の可能性が出てくる。
9.
官房長官の仙谷と幹事長の枝野のコンビネーションは強く三者ともエネルギーが巨大で頭脳明晰であり強固なる可能性あり。
10.
だが、問題は、この政権は顔ぶれから見て相当な左翼である。外国人参政権問題とか夫婦別姓、対中国の姿勢とか、国益を視点に於いて監視を緩めてはならぬ厳重に監督し続けなくてはならぬ。要注意政権である。
11.
かかる故に、来たる参議院選挙で、民主党絶対優位は絶対に避けねばならないのである。これは国民的課題である。
管は、鳩山の大失敗を瞬間に、愚民をして世論を大転回させてしまった。管の「目晦まし作戦」に乗せられてしまった。
これには、メデイアの巧妙な作戦が背景にある。
実に怪しからぬのは民主党の議会無視である、
1.
参議院を開会しなかったこと。
2.
予算委員会を開かなかったこと。
3.
小沢一郎の証人喚問に応じなかったこと。
これは実に重大な国会軽視である。国民愚弄ともいえる。
この問題は当日のテレビで問題化するべきであったが終始サッカーばかりをやりこの民主主義にとり大問題を放映しなかった。
これば実に、由々しき問題であると国民は深く認識し参議院選挙にこの国民の意識を反映させなくてはならぬ。
私は、この内閣が消費税を10パーセント上げると言うなら、マニフェストに言う如く徹底的に無駄を排除せねば納得できない。
1.
参議院を廃止せよ。バカな議員が多く無駄である。
2.
衆議院議員を半減せよ。馬鹿馬鹿しい議員が多すぎる。
以上を真剣に勘案して、
国民の各位、日本の未来を決め給え!!!
平成22年7月1日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典