7月10日 任怨、分謗 その二

 また、大臣のような重要な地位におると、訳のわからぬ連中や反対派の連中から必ず色々と非難、(そし)りを受けるから、そういう時はその非難、謗りを分けあって決して自分だけ善い子になろうとしてはいけないという、誠に頭の下がる一文であります。