知行合一の陽明学

陽明学は、王陽明-1472-1528、シナ明時代、室町時代中期の人。本名は守仁、号が陽明である。

安岡先生は、大正11年東大卒業直前に「王陽明研究」を著作されている。同学の第一人者である。安岡先生の思想と教学の根底には、陽明学の「知行(ちこう)合一(ごういつ)」と「格物(かくぶつ)()()」がある。安岡先生の思想ほ知るには王陽明と陽明学を知らねばならぬことが必然となる。