愚民・愚メデイア・愚政治家 

鳩山由紀夫の「献金問題」は、実にいい加減な金銭処理で、言語道断、犯罪行為である。 

万一、衆議院選挙で民主党が大勝し、総理にでもなれば、これは前代未聞の「日本の国辱的現実」を迎えることとなり国際的な恥をかくこととなる。 

日本人の歴史的な恥となる。 

小沢一郎の「道義的犯罪の政治献金資金」で民主党は勝利を勝ち取ったことになり、これまた、歴史的汚辱であり、国辱的結末を我々は知ることとなろう。 

このような厳然たる事実を、日本のメデイアは、

「不問に付している」。 

政権交代を、これらの事実を無視して、民主党を不問に付して与党のみ、悪し様に罵り、野党に肩入れした「放送法違反の犯罪的行為」は、戦前に朝日新聞が軍部に肩入れし戦争を賛美したことと同様な事態であり、日本歴史に禍根を残した。 

このメデイアと民主党の残した「禍根」は、日本の法の精神、道義の頽廃の分岐点となり急降下するように日本人のモラルは地に落ちることとならう。 

そして、これらの事態と事実の分からぬ、一部日本人愚民は、民主党の投げかける目先の金銭的誘惑という「餌」につられて国政を大きく堕落させてしまうであろう。 

低俗雑駁な大衆が国家を危うくさせている。

大衆は畢竟(ひっきょう)低俗(ていぞく)雑駁(ざっぱく)で、そこから何ら勝れた見識も政策も持ち合わせていない。

メデイアはそれを反日に利用しているのだ。

世の中が大衆的になればなる程、エリート、人材が政治に出ねばならない。

このエリートが大衆の尊敬と信頼とを得て、その指導の下に大衆が良く結集し、行動する時、始めてその民族・国家は興隆する。 

だが、その政治家の、「お粗末なことよ!!」。 

日本は、日本人は、敗戦後、本当に「バカな日本人」になつたのである。 

中国、韓国、北朝鮮、ロシアがこの日本の現実を慶んでいる。 

アメリカも漸く、優秀な日本民族の魂を抜いた、敗戦後のアメリカの政策の正しかったことをほくそ笑んでいるであろう。 

      平成21年7月15日 

      徳永日本学研究所 代表 徳永圀典