今度の選挙は「日本を賭ける選挙」 

日本という国民は大局観の欠けると云うのか、世界的視野の欠如した、将に島民に過ぎないのか。国家存亡の危機にあるというのにだ。無知蒙昧すぎる。 

年金問題は、社会保険庁の「自治労(じちろう)問題」である。

いうなれば、民主党の党首・小沢一郎は左翼なのである。

小沢一郎は「小沢一郎でなく、小沢自治労」に成り下がっているのだ。

実務問題に過ぎない問題を利用して、世界的戦略的な視野を逸らしている、怪しからん民主党とメデイアである。 

現在、日本を取り巻く国際的環境は、数世紀に一度あるか無いかの、世界の覇権力学の変調の前段階に在る。 

1.突き詰めれば、アメリカの世紀であった20世紀は限界が見えたこと。 

2.中国の台頭と、中国が世界覇権国として昇竜の勢いにある事。 

3.ロシアが石油により経済力をつけて、プーチンによりアメリカへ対抗勢力として現前しつつあること。 

4.その中国とロシアが世界的な覇権力学に挑戦し並々ならぬ力学の変化が見え出したこと。 

5.北朝鮮の変化が現われ、東アジアに政治的大変化が起きてきつつあること。アメリカ、中国、韓国そして北朝鮮と言う朝鮮戦争当事国の新しい平和の枠組みが現出しそうな気配があること。 

6.最早や、アメリカは、日本への態度を心底は変化していること。寧ろ中国への親和が本物であること。 

7.メデイアが騒ぎたてて安倍政権に打撃を与えたいということが実現すればどうなるか、

@民主党は左翼の政党であり、「戦後レジーム」からの脱却を忌避し、日本は本来の日本でなくなる恐れが実現すること。

A戦後歴代内閣が出来なかった、大きな政策を次々と法案化した安倍内閣は大きな仕事をしている。これが挫折すれば日本は本当に未来は闇となること。

B菅直人とか鳩山とかが政権を取れば日本は未来永劫、中国とか隣国に敗戦国のままの姿でやらねばならなくなる。

  C中国の柵封国家となる恐れが極端に上昇する。

D自民党の山崎拓、加藤紘一、野田毅、谷垣など中国のハニー・トラップにかかった奴をのさばらしては中国べったりとなり、日本の国益に反する。 

要は、7月の参議院選挙は、絶対に安倍内閣を勝たせなくてはならないのだ。

日本を左翼に委ねてはならぬ、「関が原の合戦」だ。

保守の皆さん、今回こそ、草の根で動き回らねばなりません。棄権など、とんでもない。 

これはメデイアの陰謀への戦いであり、日本を社会主義政党に委ねるのか、委ねないのかの「体制選挙」である。 

保守の国民は、今回は「汗を流して戦え」と叫びたい。 

平成1971 

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典