藤樹「自省」と「恥を知る」

藤樹は、外物である、地位、名誉、成功とか権力を否定した。そして、良知を自覚し、自分を見つめ直すことから出発した。そして本当の生命を生きることに尽力したのである。

その人間形成、「学問は心の穢れを清め、身の行いを良くすることが本質」となすとした。

それには、「敬」の心を持つことであるとした。

それには「自省」と「恥を知る」ことであるとした。こうして人間性を高めてゆくのである。