熊沢蕃山の陽明学とは
1. 人物を見極める。
来る人の善・不善を見て「主(ぬし)の徳」を知る。その方法は、出入りする人間の良否で、その人物の徳を知ることが出来るとした。仲江藤樹が馬子まで教化する実浅学に傾倒した。
2. 愛と敬の実践
人を愛すれば、人もまた己を愛す。人の悦ぶ心を集め、親を敬い、子を愛す、和気身に満ちて命ながしとした。