朝日岳ー五輪尾根ー花園三角点ー白高地沢ー蓮華の森ー蓮華温泉

花の名山と言われる「朝日岳」、急な登りのイブリ尾根を雨の中を登り朝日平の朝日小屋に宿とる。ここはホームページでも有名、世話好きな「ゆかりさん」の経営する名小屋で、この界隈を登山する者にはカケガエノない情報を提供して下さる素晴らしい小屋であると実感した。昨日、西日本各地で、強烈な雷鳴と集中豪雨で被害続出を知り、さもあらんと思った。鳥取も阪神間も富山も金沢も神戸も稀な豪雨であったと帰宅後知った。もし、この谷に豪雨でもあったら蓮華温泉に行くのに白高地沢の鉄橋が流される、心配し通したが「ゆかりママ」が昨日下山した人があるから大丈夫との事で、安心して下山スタートしたが、木道が雪渓に覆われ、大きく迂回し、大雪渓を4−5箇所渡ることとなる。朝日小屋の人々の撒いたベンガラの上を歩く。横断はいいが、下りの雪渓には神経を払い慎重を期した。想像以上に長い下りと谷越えが続いた。それでも、至る所に美しい花が見られて満足した。白高地沢と瀬戸川の山越えは時間がかかった。蓮華温泉の野天風呂は快晴の中の素晴らしい経験であった。それにしても蓮華温泉ロッジから眺めた「雪倉山」は素晴らしい、登山意欲が猛烈に沸いた。
平成20年7月29日

朝日岳と五輪尾根 惹きつけられる雪倉山
ポイント 歩行タイム 休憩タイム ポイント概況 備考
朝日小屋 5:25 やはり雨とガスの出発も残念。 視界ゼロ。
水谷のコル 5:55 0:30 意外と急登である。
朝日岳
海抜 2418.3
6:25 6:30 0:30 0:05 山頂は広い、山頂の道標を写すだけである。糸魚川市にある。 風雨も強く、先を急ぐ。
吹上のコル 6:55 0:25 ここから、愈々だ。木道を大きく外れて、尾根に向い登り雪渓を横断する。更に4−5箇所の雪渓をアイゼン無しで慎重に移動した。 雪渓を下降する際には格別に神経を使う。滑ったら下までである。木道に出でほつとした。
青ザク 五輪の森 8:50
1:55
雪渓を過ぎると、ゴロゴロした水の流れる道ばかりが多い。次々と越えて行き黙々と歩行した。少し雨が止んできた。 明るい開けた青ザクにででほつとした。白馬連山のような山容が見えて視界が広がる。
花園三角点 9:20 9:30 0:30 0:10 こは文字通り開けた花園だ。いいネイミングだ。 蓮華温泉からの登山者が数人現れて橋が健在と知り安堵。
かもしか坂
10:00
0:30 ここはきついしドロドロのきつい下り道。 登りの登山者は辛そうである。
白高地沢 鉄製橋 11:00 11:20 1:00 0:20 大きな沢、川のような沢の巨岩の前に小さな鉄パイプの橋を渡る。濁流が轟々と流れている。 この橋が流れておれば再び朝日小屋に戻るしかないのだ。対岸で昼食。
瀬戸橋 12:30 1:10 ここまで再び尾根に登りそして下る。谷を二つ越えるのだ。 立派な橋だがここから2時間の登り行程である。
兵馬の平・アヤメ平 13:20 0:50 たんたんと思った以上の登り。 湿原の花が観られる。
野鳥の森 まだまだ登る。 長いなあと実感。
蓮華温泉
海抜1370米
14:20 15:00 1:00 樹林帯、野鳥の森。ほつとして濡れた物を洗う。 野天風呂に入るべき準備する。
歩行時間
8時間55分
休憩時間
35分
実歩行時間
8時間20分
蓮華温泉野天風呂
三国一の湯 15:15 15:20 ヌルイ湯だ。 すぐあがる。
薬師の湯 15:30 15:40 最も高い場所にある湯。 45度もあろうか熱いので飛び出した。
仙気の湯 15:55 16:15 長時間楽しめる硫黄系の温泉。 ここはいい。
黄金湯 16:25 16:35 ここも長時間入湯可能の単純泉。 大満足の野天風呂巡りをした。
蓮華温泉 16:50 翌日、7:35のバス、平岩着8:35ー発9:45−糸魚川着10:10−発10:34−富山着11:45 富山発12:05サンダーバード26号ー新大阪着15:32
姫路発18:20はくと11号
16:20鳥取 19:59