日本迷走の序曲「愚民政治ここに極まれり」 

今回の選挙はまさに、愚民選挙、ここに極まれりであろう。 

風のように、たかが女ゴルファーの父親が当選、

風のように、何らの識見の見られない人物の当然、見識・識見ある人々の落選。 

視野の低く、目先の年金に左右されて日本の進路を妨害する愚民。それを誘導する政党が勝利した。 

その風を吹かせたメデイアの満足そうなハシャギ、 

そして、大勝利の民主党・小沢党首は、疲労を理由に心臓病の静養の無責任。こんな党首で日本の安全が守られるのか。こんな政党を選出してどうするのか。 

アメリカの日本防衛による戦後の繁栄、そのアメリカは、国家の安全保障を自ら考えない、いつまでも部屋住みの、成人としての自覚無き「ボンボン国家・日本」の現状を見て新戦闘機F22は日本に売却しない。日本のいつまでも一人立ちしない甘え精神を見て、日本から遠ざかりつつある。 

米軍基地のトランスフォーメーションは、日本からの離脱であり、大喜びしているのは、中国だけてである。 

既に、日本海を中国海軍が国際法違反を繰り返しておる。日本海は「中国海」になりつつあるのに自覚なき日本人、そしてメデイア、中国に(おもね)る日本のメデイア、一部官僚、何も知らされない国民。そして視野狭窄の孤島島民。甘ちょろい政治屋ども。 

今回の選挙は、とてつもない日本迷走の序曲となるであろう。 

平成19年7月30日 

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典