参議院は不要、廃止せよ!!!
参議院と言えば「良識の府」というのが二院制の原理である。処が、この騒然とした参議院の様子は、これは衆議院と少しも変わらないではないか。
このような参議院は「廃止」すべきである。良識の府として不要である。
参議院、二院制とは、
@国政の大きい問題を論ずる場でなくてはならぬ。
Aまた、激動の国際情勢を見て、日本の進むべき戦略的政策を論ず場でなくてはならぬ。
それが、何というザマであるか。
年金問題を最大のテーマにする民主党、その為に審議拒否をして「反対だけ叫ぶ野党」と化している。
これが良識の府とは、呆れてしまう、我々は税金投入したくない。直ちに廃止すべきである。不要である。
民主党など野党は「反対」を叫ぶだけで、具体的提案、政策を提言せず、審議の妨害だけをしているから、議論が噛みあわない。反対ばかりの民主党である。
年金問題など、社会保険庁の役人がサボった仕事をしていただけの話ではないか。
それを参議院選挙の争点にするなど、実にヘンチクリンなことなのである。
年金は、実務を、丁寧にやり直し、総洗いして、国民に迷惑をかけないようにすると総理の約束だけで解決したのと同然である。
次は、その社会保険庁のサボりの原因が、自治労という労働貴族に在るのは明白であるから、それを解体すればすむ。第二の国鉄解体である。それを民主党はしたくないから反対、反対を叫んでいるのだ。
年金は、実務問題である。
良識の府の選挙に適さない「選挙のテーマ」である。
参議院選挙は、国家としての戦略的政策でなくてはならぬ。
日本のメデイアは、レベルが低くて国民を欺き誘導している。
国民は迂闊にメデイアの世論調査に惑わされることなく、良識を持たなくてはならぬ。
「島国意識」ではこの激動の21世紀は乗り越えられない。
実に嘆かわしい参議院選挙となりつつある。
平成19年7月3日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典