日本国再建の為に

安倍総理の出現は、正に日本の天佑かもしれない、そして今回の自民党の大勝により安定政権の確立は、神助としか言いようのない日本最後の歴史的好機である。

なぜなら、歴史的に、経済的に、外交的に、社会的に、財政的に、日本は断崖絶壁に追い込まれており、この安倍政権で改革に成功しなければ、日本は永久に衰微へと進むのみとなるからである。

日本は安倍総理により成功裡に再浮上のスタートを切った。それを嫌がっているのが韓国であり中国であろう。

だから、中国と韓国は、日本人を占領状態の意識のままにしておきたいのである。韓国は大統領以下、国として、公然と「反日へ舵を切った」と断言できる。日本人よ覚悟を。

民主党はじめとして他の政党には、この歴史的危機の任に堪えうる政党も人材も存在しない。

叉、その認識が薄い国民がまだまだ多数存在する。

ただ、安倍総理、石破幹事長はじめ自民党の幹部議員はその認識は確立していると見る。 

さて、難問山積のわが国である。

1.   韓国は、日本を排除して、米・中・韓により安全保障の枠組みをトライしたが、大人のアメリカも中国も乗ってこなかった。

2.   韓国は、歴史的通弊であるが中国が興隆の兆しを見せると必ず中国に擦り寄る弊がある。日本を見切り、見下げて中国よりであるが、中国は自民党大勝を見て対日改善の微妙なスタンスを取ってきた。何れ、韓国は肩透かしを食らうであろう。

3.   アベノミックスで、目先の金融だけでなく、本格的な日本経済上昇へ、次ぎは大企業へ既得権へ大胆なメスを入れて競争力アツプを企図するであろう。企業減税と同時に、大企業の再編成を試みて国際的競争力向上を計るであろう。

4.   既に、医療など先進的分野の更なる飛躍を世界的に目指しつつあるし、医薬品業界にもメスを入れるなど産業地図の塗り替えによる国際競争力向上も狙っている。

5.   要するに、日本は、安倍内閣は、未来に向けて、日本のリセットスタートを切った。これは韓国など後塵を拝することとなろう。

6.   財政問題、社会保障費が年々自然増1兆円とは限界であり革命的な対策を取らねばならぬ。消費税だけでの改善には消費税30パーセントを要するが、それは無理である。されば、国民は、高齢者も、どの階層も、このままでは破綻必至である事を覚悟して、行政費を初めとしてあらゆる分野に本格的メスを入れるのを容認しなくてはならぬ。

7.   TPPなど、これだけ国際的恩恵を受けたら参加しなくては日本は存在出来ぬと認識すべきであろう。農業でも、あらゆる分野で日本人の能力と質は高く、敢然と受け入れての競争を受容しなくてはならぬ。必ず他国には負けぬものが日本人にはある。勇気を以て対応しようではないか。

8.   中国と韓国以外の世界の国々から日本は好感を持たれている。戦後80年の日本の過去を見れば歴然としている。中国、韓国は、反日教育を長年していた結果の反日であり、日本はこれに負けて、彼らの主張を受け入れては歴史的敗北となる。真実は明白である。日本のメデイアや反日団体が騒いでも、負けてはならぬ。これから増加し、扇動するであろう反日メデイア、反日団体のプロパガンダに振り回されぬことである。

9.   その為には、安倍内閣で、正しい歴史教育を丹念に正姿勢に戻るべく対策をしなくてはならぬ。大きなポイントは、三年後の参議院で日教組・輿石一派を追い落として壊滅させる事が肝要である。民主党は労組政党で旧社会党スタッフで組織は固められている。労組政党である限り民主党の未来は絶望だ。

10.            政権党の自民党の自戒を切に求める。国家百年の為に、ユメユメ驕ること勿れ。安倍総理、石破幹事長はその懸念は無い知性と自戒がある。

大与党としての矜持と怖れを持って政治に当たって欲しい。 

        平成2581

   徳永日本学研究所 代表 徳永圀典