810日 静寂 その二

 そういう意味の非常に積極的な造化意味、創造的意味の静を周茂叔、北宋の学者は常に論じている。

つまり「静の哲学」である。人品といい、思想学問といい、行動といい、その通りである。そして、この人はしばしば地方長官になっていたのですが、役人としては余り高い所へ行かないで不遇であったが、この人が役所に座ると、とにかく役所の中がしーんとする。問題が無くなる。