中国、あれやこれや その32            
平成19年8月度

 1日 国共合作の真偽

シナ事変の相手

昭和一桁生まれの私の記憶では、シナ事変の相手は中華民国の蒋介石であったと明白に記憶している。現在の中華人民共和国相手ではなかった。何時の間にやら現在の政権党と戦争したようになってしまった。腑に落ちない。 胡錦濤は「国共合作」で日本と戦い抗日戦争に勝利したという。「国民党と共産党が指導する抗日軍隊が、正面の戦場と敵の背後の戦場で作戦任務を分担した」と2005年9月3日式典で演説し国民党の役割を高く評価した。これは明快に事実と違う。歴史歪曲を国家代表が平気の面でやるシナだ。
 2日 歴史を歪曲する中国主席 私は、胡錦濤の演説は「ウソ」だと言いたい。それで、色々と研究してみた。中国指導部は、国民党の役割を「反共に積極的だったが抗日には消極的だった」と本質を矮小化して中国共産党こそが抗日 勢力の中心勢力だと強調している。
当時の記憶で、これも私は大きな疑問を抱く、歴史の歪曲である。台湾独立反対の国民党を急に持ち上げて台湾の親中国意識を盛り上げたい政治的発言であり真実ではない。
 3日 実際の対日戦争の相手は現台湾の国民党軍

それは、完全に蒋介石率いる現台湾・国民党軍が戦争の正面に立ち主力であった。日本は国民党が正式の戦争相手として戦った。

毛沢東などの共産党軍は、専らゲリラ戦に留めて勢力を温存、戦後、日中戦争で疲弊しきつていた国民党軍を叩いて権力を奪取し、漁夫の利を収めたのが真相である。 

 4日 火事場泥棒のソ連 ソ連は日本との不戦協定を破り、ヤルタ会談後、突如として千島列島に侵略して強奪した。満州にも侵入して60万人の日本兵をシベリアに抑留し強制労働させた極悪国家である。

中国はソ連と対抗が長く、ソ連のこの対日六日戦争を賞賛することは無く、寧ろ、1970年代には来日した中国要人は、北方領土を指差しながら「ソ連覇権主義の表れ」と日本の領土返還要求を擁護していた。 

 5日 胡錦濤・中国の変心 2005年5月9日、モスクワで対ドイツ戦勝記念60周年行事に参加した胡錦濤は、ロシアのプーチン大統領に「日本軍国主義に対する中国人民の偉大な勝利はソ連赤軍の支援のお陰で達成された」

と述べている。
中国が北方領土問題で変心したことを示した。ソ連軍の対日参戦支持は、蜜月関係にある中国とロシアが反日で盟約したことを示し反日包囲網を成立させたことで信頼できない中国である。温家宝の微笑外交に騙されるな。
 

 6日 ソ連と当時の中共 抗日戦争での、国共合作とかソ連軍参戦は、勿論、中国共産党のイニシャティブでは無い。あのスターリンも国民党の蒋介石を重視し、現政権党の中国共産党を冷遇した。

中国が偉大な解放闘争と位置づける抗日戦争の背後では、ソ連が主導したコミンテルン(国際共産党)の冷酷な思惑があり、中国共産党はそのシナリオ通り動いていたのだ。現政権の中国共産党は歴史を捏造し自己を正当化して政治に利用している。 

 7日 コミンテルンの指示 国民党と共産党の協力は軍閥に対抗した1924年−1927年の第一次合作、日本と戦った,37−45年の第二次合作があるが、何れもコ ミンテルン指示である。この二つの合作を通じて、当時の泡沫政党の中国共産党が勢力を拡大したのであり、コミンテルン抜きに中国革命は語れない。
 8日 当時の中国共産党 中国のような半植民地へのレーニン革命理論は、民族解放運動をブルジョア政党と共産党の共闘で進めており独立達成後に共産党が権力を奪取してプロレタリア革命を成し遂げるという二段階革命理論であった。中国では当時は国民党がブルジョア政党であり

中国に派遣されたコミンテルン顧問団数千人は脆弱な共産党に国民党との共闘を指示したのである。共産党が国民党に入党し第二次国共合作が開始された。だが、国民党内の共産党員が日米英などの総領事館襲撃など外国人排斥しだしたので、蒋介石が共産党弾圧をして国共合作を放棄した。 

9日 スターリンと中国共産党 スターリンがトロツキーを追放し全権を把握したら対中国政策は、国民党重視、共産党軽視を鮮明にした。国民党の幹部、張学良が西安で蒋介石を拘束した36年の「西安事件」に端を発した37年からの第二次国共合作もソ連の指令によるものだ。

毛沢東は共産党と通じた張学良に蒋介石殺害を要求した。だがスターリンは、コミンテルンを通じて共産党に秘密書簡を送り蒋介石殺害に強く反対した。「蒋介石を釈放しなければコミンテルンを除名する」と恫喝している。共産党は国民党と組んで抗日で結束せざるを得ない程度の存在であった。 

10日 コミンテルンの手先き この西安事件後半年の37年7月に北京郊外の盧溝橋で起きた日本軍と国民党軍との衝突も「最初の一発」を撃ち挑発したのは共産党軍でありこれはコミンテルンの秘密指令によるものであったとの情報がソ連解体後に解禁された 機密文書で暴露されている。
盧溝橋事件後、コミンテルンは、中国共産党に対して「日中全面衝突に誘導し、対日ボイコットを中国全土に展開し日本への譲歩を図る要人は抹殺してかまわない」との秘密指令を出していたのである。
11日 スターリンの陰謀 スターリンの一国社会主義は、日中全面戦争であり、それにより日本のソ連攻撃回避を狙いとした。中国で日本と国民党を戦わせて双方を疲弊させ、中国と日本を共産化さ せる思惑である。
中国共産党はそのソ連の手駒として使われたのだ。その後の展開はスターリンの陰謀通りの展開となつたのは事実である。
12日

マーガリンの中国共産党

スターリンは、蒋介石に敬意を払い国民党を重視していた。米国ハリマン大使と会談し蒋介石を「私心無き愛国者」と持ち上げ、中国共産党を「真の共産主義者ではない。マーガリン共産主義者だ」

と酷評している。
ソ連は、日本の敗戦直前、45年8月、国民党政権と友好同盟条約を締結して共産党を無視している。共産党はソ連の外交承認を求めていたが、スターリンは共産党の中国国内での勝利を信用していなかった。
 

13日 鬱屈した怒り爆発 ソ連の厳しい仕打ちが中国共産党に続いておったのである。だが毛沢東などは、それでもソ連への服従を続けた。スターリンの死後になると、 猛然とした、鬱屈した怒りが爆発、中ソ論争を挑むようになった。ソ連が崩壊して、中国共産党の恥部を知り尽くしたものが崩壊し、中国の悪事は歴史に隠蔽されてしまったものがある。
14日 中国現代史は日本を除くと何も語れぬ

中国の近現代史から日本を取り除くと、何も語れないし、何も残らないであろう。アヘン戦争に敗北し、西洋軍事技術導入に努めた中国、だが新興国・日本に日清戦争で敗れた。これで目が覚めた一部の知識人は、政治体制の変革

が必要と判断し、手本を明治維新に求めたのである。日本が明治維新で断行した諸制度そのままのような方策、五箇条の御誓文にも言及して、上下一致団結、挙国維新の観点から光緒帝にも同様の誓いを北京天壇にて実行功方要請さえしている。 

15日 西太后 前述の改革運動は最高権力者の西太后を戴いた保守派のクーデターで僅か三ヶ月で挫 折した。
光緒帝は幽閉され改革の中心人物、康有為は弟子と共に日本に亡命した。
16日 排外運動激化 清朝は保守化し、国内で排外運動が激化、やがて義和団と合流して日本を含む八カ国に宣戦布告し北京の公使館区域を包囲攻撃した。だが八カ国の救援連合軍に大敗した。 義和団事件により滅亡の危機に瀕した清朝は、1901年以降も西太后の下で一転して、生き残りを賭けて康有為の提案そのままの「改革開放政策」を断行した。
17日 科挙制度廃止 一千年以上続いた「科挙」を廃止し、明治日本の教育制度を模範にして、小学校から大学に至る新式の学校制度を建て始めた。 大量の海外留学生が派遣され、その多くは日本であった。明治日本の成功と日本を介しての西洋近代知識の習得であった。
18日 毒の大地・中国

上海だけで、毎日、1300トンの糞便と、500トンの汚水が、そのまま川に流されている。日本人が最初に感じる中国は汚いである。中国という国。その大地と周囲の河川と海はそれにより毒を発生し世界中に拡散しつつある。

水資源と汚染と枯渇は更に酷い。全国688都市の内、400都市が水不足、そして飲用水の90パーセント、地下水の50パーセントが汚染されている。飲用水源は1パーセントしか確保できていない。オリンピック開催の資格は皆無である。 

19日 国土が死につつある中国 人間に教養が無く、法律を守らぬ政府・官僚そして国民ばかり、自分の経済的利益だけを追求する中国人。これが無法に世界を荒らしまわり毒

を拡散しているのず中国の現状である。
中国は一年分のGDPを作るのに三年分のGDPに匹敵する、再生不能な公害を産出しているといわれる。
 

20日 自然破壊 国土の四分の一以上が砂漠化し、黄河の断流は深刻で、年間220日以上、黄河の川原の中で井戸を掘るという。 また、長江は巨大なダムを作り北京へと迂回しているが、その運河は巨大な排水溝化していると言われる。森林も喪失しつつある。
21日

カタストロフィーか

このような中国の行く末は、原理的に考えて、必ずカタストロフィーしかあるまい。近隣諸国は特に、世界にとてつもない被害をもたらす。 また、中国は歴史的にみて、周期的に、三年連続の水害、旱魃、疫病で1000万人以上の餓死者が大量発生する。19世紀には三回くらいこの大飢饉が起こった。20世紀でも、1930年から1932年、次は大躍進の後の1960年代にもあったのである。
22日 許容量の限度 自然環境の悪化が地球の許容量の限度を超すとカタストロフィーが起きて崩壊し自浄する。
自然と社会のアンバランスが
やかで中国の発製するのは間違いないが、世界は巻き込まれるのは必定である。国連の最も住みい国のトップはカナダであり次が日本である。中国は誰も住みたいと思わない。
23日 中国の衛生 病院に行けない中国人の数、有史以来、中国は疫病拡散の地である。ペスト、コレラ、天然痘、エイズ患者は現在1000万人以上で年率30lで増加中。 性病は、年1600万人から2000万人と言われる。(WHO推定)、肺病キャリアーは三人に一人、B型肝炎キャリアーは七億人と言われる。中国は衛生思想の無い国である。
24日 嫉富の国・中国 「他人は凡て死ね、自分だけは生き残る」、「金持ちは妬む」の国である。 食物中毒患者が年間二千万人、死者30万人、中国の野菜は絶対要注意である。
25日 拝金主義の中国の犯罪 青少年の凶悪犯罪は、中国では、月10万件、2000年から四年間で年間400万件を超えている。 精神異常青少年は17才以下で3000万人と言われる。
26日 世界最大の強盗国家 古代の春秋戦国時代から今日に至るまで、中国は強盗国家である。20世紀に入っても、匪賊(ひぞく)は二千万人、軍隊の十倍もいたのである。 今日でも、どこでも列車強盗、バス強盗、辻強盗がいると言われる。列車襲撃は年300回、最大襲撃は1万5千人になる。
27日 万引き スーパーの万引きは売り上げの10パーセント、キャリアカーまで万引きする。 立件された刑事事件は2003年では、439万件だという。これでも検挙率は推定30パーセントである。
28日 乞食

中国には1000万人の乞食がいるという。一年有効で百元の「乞食証」なるものを出して職業として認めているらしい。

またヤクザ、黒道の問題も深刻だ。第二の地方政府と言われている4000万人のヤクザがいる。ヤクザは裏で政府と結びついている。複雑な仕組みである。
29日 世界最大の売春国 WHOの数字では600万人である。専門家が冷静に見たところ、1000万人から3000万人ではないかと論争 が繰り広げられている。
その売春による所得はGDPの約10パーセントとも言われるのである。
30日

中国社会の七害と八害

麻薬、強盗、誘拐、詐欺、売春、乞食、黒道の七害である。 八害は、陥れる、ごまかす、誘拐、だます、ニセ物、偽り、なりすます、そして粗悪である。でたらめな国なのである。
31日 不良中国人にノービザとは 世界のニセモノの80パーセントは中国製であると言われる。彼らは、資本主義による汚染と強弁する、お得意のすり替えである。

中国人は、ドンドン国から逃げだしている、「走出去」という出国奨励の国策があるらしい。流民・盲流から国際盲流となっている。日本の中国全土ノービザはこれを受け入れるものであり韓国・中国の不良国民が雪崩れ込んでいる。