近江聖人「中江藤樹先生」「五事を正す」
「貌」・・・顔かたち
愛敬の心をこめてやさしく和やかな顔つきで人と接しましょう
「言」・・・言葉づかい
相手に気持ちよく受け入れられるような話し方をしましょう
「視」・・・まなざし
愛敬の心をこめて暖かく人を見、物を見るようにしましょう
「聴」・・・よく聞く
話す人の気持ちに立って相手の話を聞くようにしましょう
「思」・・・思いやり
愛敬の心をもって相手を理解し思いやりの心をかけましょう
江戸時代初期の儒学者、「わが国陽明学の祖」。
慶長3年(1608)3月7日近江の国高島郡
藤樹の学問は、はじめ朱子学を修めたが、後半にいたって王陽明の「致良知」を唱する。居宅に 藤の老樹があったことから、「藤樹先生」と呼ばれ、没後は「近江聖人」としてたたえられてい る。