般若心経の核心の言葉。
心(しん)無(む)けいけい礙(げ)、無(む)けいけい礙(げ)故(こ)、無有(むう)恐怖(くふ)、
遠離(おんり)一切(いっさい)顛倒(てんどう)夢想(むそう)、究竟(くうきょう)涅槃(ねはん)。
心無けい礙
無所得の境地で心を綺麗さっぱりとするからこそ、
心にわだかまりが無くなる。
心にわだかまりや障(さわ)りがないから何の恐怖も有り得ない、
転倒し夢想するような妄想から心が解放され、
安心(あんじん)が生じる、即ち究極の覚りを得られる。
岫雲斎