徳永の独言  平成278

 

1.  人間最後は直感と洞察

大学や学校では、知識とか論理をのみ教えている。

 

だが、実人生と社会では、人間は、知識と論理の上に直感を多方面に働かせて生き、また仕事をし、成功している。論理の上に、洞察力が大きな成功要因となちっている事実がある。

 

これを経験的に、論理的には無理だが、教えるのが年長者の役割と思うのだが、このような直感学を大学で錬成できないものだろうか。

 

2.  水師営の会見と子供心の誇り

日露戦争に勝利した乃木大将が敗戦したロシアの将軍ステッセルと水師営で会見した時の模様は子供心に誇りを持ち、武士と日本人の真骨頂を示すものだ。教科書で教えない情けなさ。

3.  それに対して、東京裁判の野蛮さ、尊い精神性に欠ける白人に私は「憐憫」を感じる。

平成2783

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典