徳永の「仏教観」 平成25年8月例会
釈迦の教え 生は苦なり 生老病死
この世は苦しみだらけ
生きて、老いて、病となり、死す
先祖伝来の菩提寺の説法
極楽浄土 鎌倉時代の大衆の認識のまま
鎌倉仏教と現代僧侶の疑問 末世観なし
現代僧侶への疑問 宗教者に非ず
霊に就いての思考 spirit
霊とは己のスピリット
各宗教のキーワード 心
仏壇の仏像 阿弥陀仏か寺院以外は宗祖像
釈迦の言葉は 「真理の言葉」=法句経のこと
釈迦の仏教とは 現実直視、科学である。
因果律 この世は原因と結果の因果則で動いているたけ==大自然に「恣意は無い」
生老病死は誰も救えない苦しみ。
あらゆる現象の背後には、「因果」の法則が作用。
あらゆる出来事は、必ず何らかの原因によって発生。
物事は、全て原因と結果の関係で連結している。
「因果応報」は釈迦の根本的哲学==科学性あり。
「この絶対的な苦悩の中で平安を保ち安穏な人生を歩むにはどうするのか」==こ れこそ宗教の原点
苦の原因 「私たちの心」に在る。
心の作り出す様々な悪心、悪行が輪廻となる。
輪廻を停止し、絶対安穏なものにする為に心の中の悪い要素=煩悩の遮断。
極楽・浄土は生きていて実現しなければならならぬ。
「自分を変えるしか救いは無い」
執着 これこそ解脱の鍵
自分 諸行無常 自分などは仮想の存在。ありもしない自分中心に世界を捉えるのが無明。
難解な釈迦の仏教だから没後500年後に大乗仏教が生まれ神秘の力で救済されてきた。