歴史と摂理
歴史に親しむ年月が重なるにつれまして確信するようになった事があります。
それは二つあります。
人間の文明度を計る基準は二つ、
一つは、人間の命の犠牲に対する敏感度、
二つ目は、衛生に対する敏感度でありまする
この敏感度が低い、個人或いは民族や国民が強い、負けるのは常に文明度の高い民族。
勝つのは、常にこれらの敏感度の低い民族、中国人とかアフリカ。
現在、アメリカでもフランスでも、黒人が白人を凌駕しつつる通りです。アメリカもやがて白人が少数民族になるのではないか。
ここで、
自然淘汰という言葉を思い出します。
この地球の温暖化、酷暑、
大自然というのは、大きくバランスを保っているが、それが崩れると徐々にだか、自律的に均衡しようとするものだと私は思っている。
温暖化は、北欧、北極圏でも30度を超えているらしい。氷が溶ける、地球の水位が上がる。
台風が巨大化し大雨を降らせるのは、地球が自律的にバランス、身震いしている。
その究極は、人口を減らす、それは弱いものから消え去って行く。
或いは、6千万年に一度ともいわれる、地球の自律反転、即ち、地軸の反転、ノアの箱舟が起きるのではないか。それは、摂理かも知れないと思ってしまう。
いずれにしましても、人間の飽くなき欲望の結果、成長主義の結果は、地球の自滅へと進むのは間違いないのでないか。
真夏の夜の夢でありました。
平成30年8月2日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典