自然淘汰

辞書によりますと、自然淘汰とは、

人為淘汰対語で、もともとは、自然的な原因によって特定の個体が選択的に生き残ること。C.ダーウィンは、生物は生きていける以上に多数の子をつくるため、子同士の間で生存競争が生じ、環境により適応した変異をもつ個体だけが生存して子孫を残すことを自然淘汰と呼び、これによって適応的な進化が起こると考えた。

現在の進化の総合説では、自然淘汰は個体間ではなく遺伝子間で起こり、適応度の高い遺伝子の頻度が世代を重ねるごとに集団内で増加することによって進化が起こると考える。

自然選択説とは、進化を説明するうえでの根幹をなす理論。厳しい自然環境が、生物に無目的に起きる変異を選別し、進化に方向性を与えるという説。1859年にチャールズ・ダーウィンとアルフレッド・ウォレスによってはじめて体系化された。自然淘汰説ともいう。

 

ややこしい事は分かりませんが、

アメリカでは気温50度、北極圏で31度、地球規模で尋常ではありません。

 

貧乏人の子沢山、という言葉があります。

食べ物が無く肉体的がひもじいと、肉体は子孫を増やす為に、それなりに自動的に、子孫を残す為の働きを加速するのでありましょうか。

 

だから、飽食の人間は、肉体が安心して、性欲が減退するとか、精子が少なくなるとかするのではなかろうか。

超繁茂は自滅するのが生態系と思われる。

これは自然に起こるもので、これも「自然淘汰」かもしれない。この学術的研究があるのか無いのか知りませんが・・。

大自然の摂理に合わぬものは排除されるのでしよう。

生き物は、逞しくあらねば、ひ弱では、原理的に生存世界から追い出されるのですね。

日本は、飽食世界、生き物として、個体が生存に不向きになっている。

存分に食べると、肉体は、子孫を残す作用が劣化する。そして短命になるのではなかろうか。

真夏の夜の夢でした。

   平成3086

 

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典