頭上練磨・訓練「徳永流極意秘伝」 徳永圀典
トップたるもの、圧倒的な責任感で、あらゆる最悪の事態を想定して、日常の頭上鍛錬、練磨により対策を練っておかねばならぬ。
それにより、突発事故が発生した時、臨機応変の果断な英断が可能なのである。
常日頃、なんらの頭上練磨・訓練なくして非常事態を迎えたら右往左往するだけである。
頭上訓練は、トップたるものの最重要項目である。
その方策
1.
考えられるあらゆる最悪事態を想定する。
2.
その対策を、一項目毎に、夜な夜な、真剣に、真剣に、寝ても醒めても思案を続ける事一週間。
3.
一週間経てば放置しておく。
4.
やがて、インスピレーションが沸いて妙案が浮ぶことは必定である。霊感とはこの事である。
5.
これは、潜在意識が、寝ても醒めても働き熟考した結果である。
潜在意識
人間の意識には、顕在意識と潜在意識がある。顕在意識は、氷山の一角である。潜在意識は、99パーセントを占める意識で、寝ても醒めても働いている。これを活用すれば活用する程、とてつもない工夫妙案が沸いてくるものである。
実は、この潜在意識は、
1.
自分の親とか先祖と己の深い所で繋がっている部分である。
2.
宇宙の一生命である人間が、命の根源である宇宙の命の大河と繋がっている場所でもある。
これは、永年の研究結果の徳永圀典の貴重な判定である。
3.
神仏への祈りとは、この潜在意識へ祈り続けることであり、霊妙なる作用が働くのである。