吉田松陰 その一

最も現代に近い人物、「至誠にして通ぜざるはなし」という至言が残っている。これは正に至言で、人間が心に持つ誠の精神の極みに立てば何事でも達成できないことはない、と言う絶対的な確信である。終生にわたり松陰はこれを貫いた。