日本経済新聞社の異様性
この新聞社、否、NHKも朝日新聞社とて同様であるが、実に、ジャーナリズムとして「異様性」を痛感する。
今回は、日本経済新聞社である。
数日前、中国共産党の対日政策のそう元締めである、唐カセンと日本経済新聞社の杉田社長が対談していた。
産経新聞によると、
日経、4月に杉田社長が訪中 唐氏と会談、報ぜず
日本経済新聞社の杉田亮毅社長が4月13日に中国の唐家セン国務委員と会談していながら、その事実を同紙がまったく報道していないことが3日、分かった。唐国務委員は席上、日本のメディアが中国の対日政策を日本国民が正しく認識するよう導くことを期待すると述べたという。
中国の新華社電によれば、会見は北京の釣魚台国賓館で行われた。唐国務委員は「中日関係は国交正常化以来、これまでにない困難に直面している」という認識を示したうえで、「われわれは『日本経済新聞』はじめ日本のメディアが現在の中日関係と中国の対日政策を日本国民が正しく認識するよう導き、中日関係の改善と発展のために積極的かつ建設的役割を果たすよう期待している」と発言。
外交評論家の田久保忠衛さんは「新聞社の社長が中国首脳と会った事実を紙面で1行も報道しないなどということがあり得るか。しかも相手は靖国問題で中国側の司令塔といわれている唐家セン国務委員だ。記事にしていないという事実は、会談の内容が外に漏れてはならない性格のものだったと考えないわけにはいくまい」と強い疑問を投げかけている。
(産経新聞 2006/08/04)
1. その報道と説明がなされていない。
2. 例の、富田メモの直後だけに疑惑が残る。
3.朝日新聞が次期総理と面談できぬ事情となつており今回は日本経済新聞が対中国の媚姿勢を朝日に取って変わったのだと思われる。
多分、日本経済新聞社は
1. 中国に忠誠を示すためにしたことが日本人の反発を買うので報道しないように命令したのであろう。
2. 場合によると、中国とあの富田メモの事前刷り合わせでもしていたのでその報告かもしれない。
日本経済新聞に対する態度はどうあるべきか
1.極めて反日本・反日本人的行動でこれを看過してはならない。
2.日本経済新聞の中国関係記事は眉唾として読むべきである。
3. 購読の中止しても少しも困らない。
4. 富田発言は世紀の「大インチキ報道」として近い間に証明されるであろう。
5. それは同社の倒産という局面にまで影響させるべきである。
平成18年8月6日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典