翁徳永圀典の人生至言  その6

節、せつ

節度の節である。

人間は、弱いもので脅迫されたり誘惑されたり、心ならざる事をしてしまう。
一度、この節度を踏み越えると脱線し遂に堕落してしまう、
人間とは弱いものだ。
人生の破綻はここから始まる。

道を学ぶ者は、学問でもそうだが、これだけは守ると言うものが根底になければ
ならない。
この「節」が無いと
人間は、だらし無くなり
究極的には、健康も、家族も
地位も失うであろう!

毎日の
小さな生活習慣も節度を超えないようにする心掛けが
その節度の鍛錬場でもある。
だらし無く、自堕落な生活習慣は必ず人間破綻につながる。