崩れ始めた世界秩序
特に東アジアと申しても良いのではないか。
戦略的な秩序が終わりつつある。
中国とロシアの空軍が先月、竹島を共同飛行した。日韓連携の破綻をみた威嚇の連携でありましょう。
私が先月主張した、悪の枢軸連携は本物であります。
中国、ロシア、イラン、北朝鮮にトルコもかも知れない。数日前、北朝鮮は中国との連携を表明した。
トランプは北朝鮮にしてやられるのではないか。
中国とアメリカ、台湾にF16機66機売却した。経済も調整不能、宇宙戦争の様相も見られる。宇宙で衛星を破壊されれば戦争は負ける。
両国は、引き返せない様相を呈しつつある。
アメリカは金融で中国を攻撃中、B5では中国に先行されている。これは負けてはならぬアメリカ、既にB6を狙って必死であります。
ここに日本経済新聞の一面広告があります。
----香港は安全ではない。香港市民でいられる日は短命であると言っている。
日本の新聞は中国に鼻薬を嗅がされているから本当の姿を見せない。それは野党とて同様であります。
香港の数十万のデモ、これは台湾とも相関関係にあり、アメリカと中国の代理前衛戦争に近い。
中国は尖閣諸島を守る日本の船に狙いをつけた飛行訓練をしている。
ここが実に危険ではないか。
表面では習近平国賓招請、うらでは尖閣の威嚇、台湾よりここが危ない。
ベトナム海域に中国船が入り武装艦船が睨みあったのは7月。
フィリピンも中国艦船に警告を発しアメリカに支援を求めた。
アメリカは台湾海峡を通過して中国を牽制したのが7月。
考えてみれば、キッシンジャーの対中国政策がずつと支配し続けたが、今や完全に破綻している。
中国はアメリカの覇権に本気で挑戦しているやに見えだした。
アメリカは力量を問われつつあると私は思う。
東アジアの要の日韓をアメリカが統御できない現実がそれを端的に示している。
日韓が破綻し、中国とアメリカの貿易問題が行き詰まると、オーストラリアの帰趨が問題となるという識者もいる。袂を分かつとも。
中国とロシアの関係強化が東南アジアの懸念を深め憂慮している。
危険で予想不能の情勢へつ進みつつある。
かかる時、公明党の党首の、無責任な憲法改正への発言は許せない。
公明党の宗教政党、中国・韓国よりの本質が露呈している。維新の会の大成長を期待する。
令和元年9月2日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典