アメリカは終わり始まり

 

中世封建主義の経験の無い国、アメリカ、中国、韓国、本当に困った存在である。

超大国アメリカも中国も賢くない。

21世紀覇権国アメリカ、

戦後のアメリカの軌跡を辿る。

最近では、冷戦後、新自由主義的な市場経済を世界中に拡大しようと、グローバリズムであるが、相手の都合を無視して覇権的に行動し現在行き詰っている。

それは白人主義を惹起して、欧州の難民問題を惹起した原因となった。

外ばかり向き、アメリカ国内の活力回復とか、格差拡大対策を怠っておりその矛盾が蓄積、建国以来の白人が追い詰められ白人主義により、トランプという愚かな大統領となり内外に統治能力を失わしめている。

アメリカの戦後の失敗を回顧してみる

1.中近東   ペルシャ帝国、イラン戦争等、それまでのそれなりの秩序を徹底的に壊してそれがテロ横行につながっている。

2.ロシアには内政に過度に介入して反動的にプーチンのような独裁体制を生み出してしまったと見る。

3.ボスニアとかソマリアなど多くの紛争に中途半端に介入した。

4.古くはベトナム戦争による疲弊が端緒であります。

アメリカの内政矛盾が強まり、国内、或いは国際的な

理念を語らずトランプが出現してしまった。これは破

局的懸念を持つ。

200年の恨みを有して台頭した中国は、既にAI先進

国と称されるが、経済の量の質的転換を遂げつつあり、

普遍性の欠けたまま古代的思想・中華冊封体制を企図

しており近未来に重大な脅威を潜めている。

このままでは、中国は経済的、軍事的に台頭を完了し、

遅くとも2040年頃にはアメリカを凌駕するのではと

専門家は見ている。

アメリカは、覇権国として急速に寿命を縮めているの

であります。

北朝鮮問題の推移を見ても、アメリカは決断できない、

中国に接近している。

トランプアメリカを習近平はほくそ笑んでいる。現段

階ではロシアもそれに組している。

最近、中国の艦隊は傍若無人に艦隊を日本の海峡を通

過して日本はなすすべもない。

アメリカと中国と太平洋分割統治、共同覇権というよ

うな事態も想定しておかなくてはなるまい。

それなのに、民進党は、森友と加計問題ばかり、

平和ボケの政治家ばかりである。

日本は、

1.  自主独立の精神を持たねば中国の中華冊封体制下になってしまう。

2.  自衛力を強化

3.  財政再建

4.  中国とは不即不離、冷たい友好関係で、彼らの価値観の変化を待つ姿勢で進むしかない。

 

5.  アメリカを客観的に見直す。

 

        平成2994

 

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典