歴史は繰り返すー世界動かすエンジン
歴史は繰り返すという言葉がある。これは、人間の本質から思考して当然のことなのであります。
1.
人間とは間違いを犯すものである。
2.
若い時に革命思想に魅入られた「安保騒動世代」も老化すれば、自ずから、
1.
人間というものが分かる
2.
歴史というものを知る
ことにより、変化する。
3.だが、人間の歴史も、間違えながら確かに進化する。叡智に近づく。
4.現在、世界は再び、混迷の時代を迎えつつある。
激動の時期の到来を予感するのであります。
ここで、この世界を動かしてきたエンジンは何か思索してみた。
1.
CAPITALISM 資本主義
2.
NATIONALISM 国家主義
3.
RELIGION 宗教
ではなかろうか。
では、近代人を動かしてきたものは何か「三つの原理」があると気づいた。
1
合理主義
2
個人主義
3
生命尊重
でありましょうか。
だが、これらの価値観が揺らいでいるのではないか。
このような時には、何が必要なのか。
1.
生命至上主義とか
2.
個人主義とかを
乗り越えなければ生存不能となるのではないか。
今、日本を取り巻く環境は次第に極限への追い込められつつあるような気がする。
国際的に
1.
合理主義 とか
2.
個人主義 とか
3.
生命至上主義とかの近代的原理では到底、理解できぬ出来事が世界中に起きている。
イスラム国、中国の南シナ海、尖閣問題、北朝鮮問題、欧州移民問題等である。
弱肉強食の論理が跋扈しつつある。
かかる時、何が不可欠な要素なのか。
弱肉強食の時代に相応しい精神力の上に
物理的対応能力の万全であろう。
平成28年9月5日
鳥取木鶏会 代表 徳永圀典
国民と国家の生存のために必要なものは何でありましょうか。これも歴史が教えている。