安岡正篤「人物と教養」住友銀行部支店長講義録音より その二学と道                  徳永圀典解説

歴史的古典的教養

 満州国総理 鄭孝肯 

溥儀の忠臣、溥儀の紫禁城退去の際にも付き従い、日本軍の庇護下に入りつつも溥儀復権のために尽力。

経世済民 中国・東晋、葛洪著『抱朴子』内篇・地真篇にある。

「世を(おさ)め、民を(すく)う」の意。略して經濟。主としてeconomyの訳語の今日の経済とは異なり、本来はより広く政治経済統治行政全般を指示する語

民は由らしむべし、知らしむべからず。

論語(泰伯第八) 子曰、民可使由之、不可使知之 子曰わく、民はこれに由らしむべし。これを知らしむべからず。「由る」は「頼る」の意味。人々を治める際の姿勢を説いた文言。 孔子は言った。人々を頼らせることは容易だろう。しかし、理解してもらうのはむずかしい。

道徳の本義 人の人たる所以は道徳を持っておること。    

道 これが無ければ宇宙人生は成立しないものを道。造化の本質。 

天人(てんじん)合一(ごういつ)  立命  道化(どうげ) 勧業  率=ひきいる  王道 覇道

敬と恥は相待関係。敬を知る人は恥をよく知る、恥を知る人は敬をよく知る。

父は敬、母は愛     参った (さぶ)う心  徳利(とっくり) 

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