決定的に歪んでいる「日本新聞人の社会認識」 

平成1896日、新聞協会賞に日本経済新聞のあの、欺瞞的要素の強い「富田メモ」を選らんだというではないか。 

これは、もう日本の新聞人としての、知性の欠如以外の何物でもないのではないか。

これでは、新聞人の世間の実態を洞察する眼が節穴だと断定せざるを得ない。 

なぜならば、 

1.   富田メモの本文に貼り付けた、性質の違う貼付したメモのそのごく一部の断片に過ぎないものを示しただけの、頗る怪しいものである。

2.   富田メモを公平なる識者に公開し文献的調査をしたものでもない。これを信じろというても、素人の我々でも大いに疑いを持つものであり、到底信用できない代物である。

3.   新聞以外の多くの識者、雑誌が大いなる疑問を呈しているのに新聞協会が採用するとは、国民意識感情を汲み取ろうとしないもので、背景に意図的なものがあると断定せざるを得ない。

4.   多分、大多数の新聞社の暗黙の支援があり採用されたということになる。これは新聞業界の極めて反日的合意が背景にある断定せざるを得まい。極めて政治的に国民を誘導しようというものである。

5.   これでは、冷静さの欠けた、偏向した日本の新聞社ばかりだというとを自ら認めたことになる。これは国民を大きく愚弄するものであり、本件で、日本の新聞は読むに耐えられない、極めて悪質な偏向したものということになる。

6.   改めて日本経済新聞の偏向を指摘し、もはや日本にはジャーナリズムはなく、単なる媚中の商業重視の新聞らしきものだと断定してよい。 

平成1898 

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典

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