熊野古道・小辺路 A 大股から伯母子岳越え
ー大股ー萱小屋ー檜峠ー伯母子岳ー伯母子峠ー上西家跡ー三浦口ー
大股から標高1344米の伯母子岳を越える古道は流石に険しい。集落の中の急登、墓地の裏から山道に入る。伯母子岳は小辺地の最高高度の山である。昨年に竜神から登山し楽であったが、今回は完全登山というべきであった。北東の斜面には大きい残雪が随所に見られた。快晴の予想が、小雨もあり合羽を使用したのは予想外であった。平成17年 4月 7日 小雨
ポイント | 着 | 発 | 実歩行タイム | 休憩タイム | ポイント概況 | 備考 |
宿ーハイタトラ | am7:30 | 雨模様、合羽着用でスタート。 | 送迎して貰う。 | |||
大股登山口 | am7:40 | am7:45 | 0:05 | 北股川を越えて集落に入る。 | 民家の中を急に登る。墓地裏から山に入る。急な登りである。 | |
萱小屋跡 | am8:23 | am8:30 | 0:38 | 0:07 | 道標なく推定。石垣のみ。 | このように道標のない跡のものが多い。更に急登が続く。 |
檜峠 | am9:08 | 0:38 | 急な登りから幾分緩やかとなる。夏虫山ー1345米ーへの道標あり。友が喜ぶ、名前が可愛いと。 | 私が大切な行程地図を数枚落して友人に迷惑を欠ける。 | ||
伯母子山分岐 ー六字名号碑ー |
am9:33 | 0:25 | 古道は伯母子峠であるが、我々は伯母子岳に登山することとした。道標ある三叉路。 | 昨年は竜神スカイラインからの登山であり、再び正式に登山をこれでし終え得たいという友人の執着には常に感動する。 | ||
伯母子岳 | am9:50 | am9:55 | 0:17 | 0:05 | 海抜1344米。古道の最高峰。積雪の大峯の山々を展望。 | 尾根伝いに峠へと下る。雨でベトベトの道であり注意した。 |
伯母子峠 | am10:08 | am10:20 | 0:13 | 0:12 | 小屋はきれい、新築トイレは使用不可能。 | 道標あり。 |
上西家跡 | am11:11 | am11:25 | 0:51 | 0:14 | 途中に大きい残雪あり。広大な上西家だったと思われる跡地であった。 | ここまでの途中、崖崩れで迂回したが急登であった。。この先から右折する。山のコブを何箇所か越えて行く。左が崖、狭い道がある。 |
水ケ元茶屋跡 | pm12:45 | pm13:15 | 1:25 | 0:30 | 途中で昼食する。 | 長く暗い杉の樹林帯の中を約1時間の歩行が続く。 |
待平屋敷跡 | pm13:46 | 0:31 | 道標ガイドなし。石崖で確認。 | 石畳が途中にあった。 | ||
アセビの花が咲く乱れていた。友はとても感激していた。白いアセビは格段に私の心を打つものがあった。友は俳句を作った、俳句の才がある。 急な下りの石道。 |
馬酔木咲き 熊野古道に時雨かな |
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道標地蔵 | pm13:55 | 0:09 | 「左くまの道」の道標地蔵あり。 | アセビが多い。 | ||
三田谷橋 | pm14:25 | pm14:40 | 0:30 | 0:15 | 下山である。雨。腰抜田の説明板あり。トンネルを潜る。 | ここから道路を歩く。桜が満開。 |
三浦口バス停 | pm15:00 | 0:20 | 民宿。雨は終日であった。 | 素泊まり。明日は雨は上がるらしい。民宿を素通りして声をかけられた。 | ||
18.7キロ | 5時間57分 | 1時間28分 | ||||