赤坂山 海抜823.8米 関西百名山 滋賀県マキノ町


平成16年6月30日 晴時々曇り驟雨あり
琵琶湖は今津に宿泊した我々はマキノ高原へのアクセスは近いのでこの赤坂山とその先の明王の禿を通り三国山を目指すこととした。
登山行程は下記の通り。
宿泊地スタート、マキノ高原着、 ここで登山準備しスタート。
登山口 ここから山頂まで3.5キロとある。最初から実に長い、長い急坂の丸太の階段である。これは相当に長く、嫌な足場である。コツコツと黙々と歩むしかない単調なものだ。
休憩ポイント、武奈の木平東屋まで、赤い土ののぼりであった。ひたすら歩む。
武奈の木平東屋、広い場所に大きいゆったりした東屋がある。
栗柄越えを終わると、地蔵さんが祭られてあり赤坂山はすぐだ。
赤坂山 ここで大粒の驟雨に遭遇し急いで雨具をつけて止むのを待つ。雷雨でなくて幸いてであった。ここから下りとなる。
明王の禿で黒河越えの3人組みに会う。中々険しい風景だ。ここから三国山麓をまいて行く、
三国分岐から少しばかりの急な坂を進むと三国山、視界はよくない。
三国山、日よけもなく少し下がり昼食休憩する。ミカンの缶詰がとても美味い、それにしても実によく水分を取ったと思う。汗ブルブルで、いつの間にか携帯も濡れていたらしく翌日、この携帯は使用不能となった。
三国分岐、明王の禿と引き返す。下りそして登り、再び赤坂山である。
赤坂山からの下山中もとても蒸し暑いが、少し下って谷から凄い冷気がくるし風通しいい場所に着いた、案の定、そこには、せせらぎの音も豊かな清流があつた。しばし、この冷気というのか霊気というのか、我々は我を忘れて立ち止まっていた。やがて5分も経たぬ内に親友が、頭がボウーとしてこのまま休みたいという。実は私もそうなのであつた。疲れが取れたような気持ちである。これはここに大量のマイナスイオンが充満していたに違いないと確信したのであった。
展望地から緑陰の中を更に下ると
武奈の木平東屋、マイナスイオンはここもあった。松籟の音と実にいい自然の風が我々に涼を与えてくれた。遂に友は登山靴から靴下まで脱いで寛ぎだしたのである。我々はも人気の無いこの涼しい天国のような床の上でしばし昼ねをしてしまった。このような体験は過去にない、素晴らしいひと時であった。春の花々はもう見られなかったが、ウツボグサ(靫草)ギボウシ(擬宝珠)、小ぶりのヤマアジサイ(山紫陽花)が見られた。友はよく気がつく人だ。コメツツジを見つけた。
登山口着は午後15.23
マキノ高原午後15.30 下山して、さらさ湯で身体を癒したのはもうすまでもない。

登山行程
マキノ高原     8.30
登山口        8.35
休憩ポイント    8.55  休憩5分
武奈の木平東屋  9.25  休憩5分
展望地       10.15
栗柄越え     10.25   休憩5分
赤坂山       10.40   雨宿り休憩17分
明王の禿     11.15   休憩10分
三国分岐     11.43   休憩2分
三国山       11.57   昼食28分
三国分岐     12.35
明王の禿     12.55   休憩5分
栗柄越え     13.30
展望地       13.38   休憩2分
武奈の木東屋  14.17   休憩33分
休憩ポイント   15.05
登山口       15.23
マキノ高原温泉 15.30  合計実歩行時間 4時間56分